過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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241: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:28:27.71 ID:OuKAohIbo

 そこから続いているのは、細い小道。
十分は確実に縮まる絶好のショートカットコースだが、街灯もひとつかふたつしかない。
何となく気味が悪くて、昼間でも避けて通りがちだった。

以下略



242: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:30:59.29 ID:OuKAohIbo

「何の音……誰かいるの……?」

 答えは返らない。
 それでも感じる確かな気配と息遣い、薄らと輪郭が見えるような見えないような。
以下略



243: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:34:23.24 ID:OuKAohIbo

 ホラーだろうか。それとも魔女?
 人間同様に二足歩行する魔女がいないと言い切れるほど、まどかは魔女を知らない。
或いはもっと現実的な恐怖、不良や変質者かもしれない。既に普通の通行人という可能性は、頭から消え去っていた。

以下略



244: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:37:14.27 ID:OuKAohIbo

「ここで何をしている」

 声の相手は白いロングコートの男。
 魔女や魔獣とは対極に位置する存在。
以下略



245: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:41:15.85 ID:OuKAohIbo

「何を考えている。言ったはずだ、夜は危険だと。今の街はなおさらだ」

 にこやかに笑うまどかだったが、返ってきたのは厳しい言葉だった。
 険しい視線と表情で、静かだが重い声で叱責された。
以下略



246: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:42:48.48 ID:OuKAohIbo

 鋼牙とザルバの言は至極もっともで、釈明の声も尻すぼみになる。
 遂には沈黙する鋼牙の仏頂面に耐えかねて、

「本当にすみませんでした……。これからはちゃんと気を付けます」
以下略



247: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/05/21(月) 02:59:15.49 ID:OuKAohIbo
このパートも今日最後まで行きたかったのですが、間に合いませんでした
プレデターさえなければ……残念ながら明日か明後日に
もう少しで二話も終わりの予定です

いつも貴重なご意見ありがとうございます
以下略



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/21(月) 03:08:44.89 ID:jHZ4bEyP0
乙です。

なんか鋼牙に駆け寄るまどかを想像して、大河に駆け寄る鋼牙を思い出した。
厳しくも優しい所なんか確実に父親に似てきてるね。
いい父親になりそうだ。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[sage]
2012/05/21(月) 03:13:58.23 ID:YZxk4OtP0
いえいえ全然ww暇つぶしなんで気になさらないでくださいww


今回はなんか癒し系ですね。夜道に怖がったり、ママの雷を恐れたりしてるけど家族に心配かけるのを一番危惧してるあたり、まどかちゃんの思いやりというかそういうのが見えますね。やはりいい子だ。

以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/21(月) 03:49:38.13 ID:FHrDIV9uo
いつも乙


優しい>>1には申し訳無いけど、書かせてもらう

以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/21(月) 11:35:01.21 ID:TY8PKfoM0
待っていた乙

>>250
まあ、まてそう言う流れにイラっとくるのはわかるし
俺もそう思わないわけじゃない
以下略



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