過去ログ - さやか「黄金の……狼……」 牙狼―GARO―魔法少女篇 第二夜
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305: ◆ySV3bQLdI.[sage saga]
2012/06/18(月) 00:54:50.37 ID:E+IXGqpEo

 マミはそこまでキュゥべえの行動を推察し、そして気付く。
自分の彼を見る目が変わり始めていることに。
咄嗟とはいえ、いや、だからこそ端から訝しんでいたことが衝撃だった。

以下略



306: ◆ySV3bQLdI.[sage saga]
2012/06/18(月) 03:06:30.17 ID:E+IXGqpEo

 自分でも気付かぬうちに、秘めていた不満や疑念が表出しているのだ。
 反面、頭ではキュゥべえを信じたいとも思っていた。なにせ彼は、これまで唯一とも呼べる親友だったのだから。
命の恩人でもある彼を裏切りたくなかった。
 だが、信じたいはずが信じられない。感情が拒絶するような感覚に、マミはただただ戸惑うばかりだった。
以下略



307: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/18(月) 03:35:01.41 ID:E+IXGqpEo
ここまで。もう1レス行きたかったのですが、考えがまとまらないので明日に。



308: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/19(火) 02:08:15.52 ID:cA/hk6mBo

――命さんの存在があったから、私は真実を確かめる勇気を持てた。
 その勇気は、果たして私が思っているほど素晴らしい感情なのかしら――

 一度でも考えてしまったが最後、疑惑は膨らんでいく。
以下略



309: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/19(火) 02:10:14.77 ID:cA/hk6mBo

 マミは愕然とした。
 膝から力が抜け、床にへたり込む。
 自分がよりどころとしていた勇気が、純粋だと信じた想いが、その実エゴにまみれているかもしれない。
そう気付いて、心が激しく揺さ振られた。
以下略



310: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/19(火) 02:12:03.81 ID:cA/hk6mBo

「違う! そんなはずない!」

 自分が酷く醜い存在に思えて、マミは千切れんばかりに首を振った。
 頭を両手で押さえても、頭痛は止むどころか激しさを増す。
以下略



311: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/19(火) 02:12:43.45 ID:cA/hk6mBo

 数分間、マミは頭を押さえてうずくまっていた。
 頭痛が治まり、暗くなっていた視界が光を取り戻すまで。 
 ようやく顔を上げると、キュゥべえは微動だにせずマミを見ていた。

以下略



312: ◆ySV3bQLdI.[ saga]
2012/06/19(火) 02:15:05.88 ID:cA/hk6mBo
ここまで。次は最後まででき次第
アクションやCGで魅せられない分、このへんを拘りたいと思ったのですが
書いてる方も暗中模索な感じです



313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]
2012/06/19(火) 07:14:20.49 ID:5c02bu+AO
マミさん悪い方向に持ってったらアカンでぇ

乙です


314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[sage]
2012/06/19(火) 20:13:18.02 ID:FIpIrgbC0
乙であります

マミさん本当にQBのこと大好きだったんだな・・・。

あえて阿門法師の名言をのせておこう
以下略



315:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]
2012/06/19(火) 20:28:28.58 ID:HruP6OoG0
DVされてそれでもまだ縁を切れないメンヘラ女みたいだなあマミさん
「さやかちゃんイージーモード」みたいな末路を迎えそう・・・


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