過去ログ - 夢と愛のIncarnation
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 22:53:28.91 ID:kHlHFoXNo
※注

・地の文有り
・書き溜め無し思いつき


SSWiki : ss.vip2ch.com(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 22:58:05.02 ID:kHlHFoXNo
「愛とは何か、恋とは何か」

夢。

「散々問うて来た君だけど」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 23:10:14.29 ID:kHlHFoXNo
「ああ、聞いてる」

先程から一人で喋っている状態に在る彼女を、二人で喋っている状態に変える。

「聞いてるならちゃんと返事をしてほしいな」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 23:17:28.95 ID:kHlHFoXNo
果たしてどうやって答えなんぞを探せようか。

異性となんぞ業務上会話の建前でしか喋らないこの僕が。

「大丈夫」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 23:33:11.65 ID:kHlHFoXNo
 翌朝



生暖かい日差しの中で、そろそろ暑苦しくなってきたと布団を剥がし状態を起こす。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 23:40:56.21 ID:kHlHFoXNo
学校


見慣れた校舎と靴箱を眺め、廊下に視線を這わせつつ教室へと向かう。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/28(水) 23:51:49.17 ID:kHlHFoXNo
結果、サボることになった。


彼女が僕の電話で学校に電話をかけ「今日は息子がお休みさせていただきます」と言い。

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 00:05:01.19 ID:EXC20qWpo
神だか何だか知らないが、全く迷惑な話だ。

僕は散々彼女に言ってきたはずだった。

夢の中の彼女に、僕の”恋愛観”とやらを。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 00:22:50.35 ID:EXC20qWpo

恋愛。

僕はこの造語が嫌いだ。

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 00:38:45.00 ID:EXC20qWpo
此処まで風呂敷を広げておいてだが、話を戻そうと思う。

嬉しくない、そう言ったがあれは嘘だ。

異性と居られて正直嬉しい。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 00:46:17.69 ID:EXC20qWpo
人間が文化を作り上げ、そこに知性を生み出し、何万年もの時間が過ぎた。

人が生まれてるのだ。そこに異性との交際が無いわけがない。

本能だけでなく、知能がある人間には、そこに考える過程があると推測する。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 01:03:50.93 ID:EXC20qWpo
「―――ねぇ」

やっとパンを食べ終わった彼女がこちらに向けて喋った。

何?と聞き返す。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/29(木) 01:04:46.87 ID:EXC20qWpo
今日は此処までにしておきます。

近日には完結させるつもりです。




14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]
2012/03/30(金) 17:46:17.95 ID:4xTOiKhAO

俺昔こんな感じの中学二年生だった

ウザすぎワロタ


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 19:28:04.31 ID:d3XGB+q8o
僕の家に向かう途中

「えっと・・・学校に電話したこと・・・」

俯きながら彼女は謝罪しようと口を開こうとしたみたいだ。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 19:40:12.85 ID:d3XGB+q8o
家に着く。

するといきなり「君のお父さんとお母さんに挨拶させてもらえない?」と言うものだから。


以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 19:46:58.40 ID:d3XGB+q8o
3,4口お茶を啜って、一息ついた所で

「君の・・・」

と彼女が口を開いたので
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 20:01:06.66 ID:d3XGB+q8o
自己紹介の後、やっぱり彼女はさっき話そうとした話を持ちかけてきた。

「君の両親の事故原因って・・・?」

と。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 20:14:14.30 ID:d3XGB+q8o
「えーっと、まぁほら、いつも母が僕らに聞かせてた言葉と似ててさ子供ながらに探そうと思って。

まあたどり着いたのが聖書で、親戚のおじさんに聞いてやっと意味がわかってさ」

話すネタが尽きて、この先の話をどう展開したものかと捻ってる最中に
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 20:28:25.80 ID:d3XGB+q8o
数分後。

泣き止み、けれども涙の筋を残したままの彼女がぽつぽつと懺悔のように話し始める。

あのね、から始まり。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/03/31(土) 20:35:00.76 ID:d3XGB+q8o
ごめんね、と。

突然家に押しかけた挙句勝手に懺悔して本当にゴメンね―――と。

彼女は僕に何度も謝りだした。
以下略



32Res/27.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice