過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:39:36.96 ID:H1x2My9B0
そこで、昼休み終了のチャイムが鳴った。

朋也「やべ、急がないとな」
仁科「はい」
朋也「部室に行ったら杉坂や原田に色々聞かれるかもしれないから、放課後は教室まで行くよ。何組だったっけか?」
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:41:17.99 ID:H1x2My9B0
放課後。春原は、机からなかなか動こうとしなかった。

朋也「どうした。ケツに根でも生えたか?」
春原「ちょっと疲れちゃって……」

以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:42:31.96 ID:H1x2My9B0
朋也「俺じゃねえよ、古河だよ。俺は隣で聞いてただけだ」
杏「どっちでもいいわよっ!このままだったら、演劇部再建できないで終わるわよ?それでいいの?」
朋也「古河がいいって言ってるんだからいいんじゃないのか?それに、たぶんうまくいくと思うぞ」
杏「どういう意味よ?」
朋也「ま、今は話せないけどな。とりあえずおまえと藤林は、まだ演劇部に名前を貸しといてくれよ」
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:44:14.09 ID:H1x2My9B0
2年の教室へと来る。中には、仁科が一人で待っていた。

朋也「悪い、待たせたな」
仁科「いえ」
朋也「じゃ、行くか」
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:48:23.11 ID:H1x2My9B0
朋也「じゃ、杉坂と原田にも言いに行くか」
仁科「そうですね」

合唱部の部室に入る。中では、杉坂と原田が本を開いて、合唱の話をしていた。

以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:50:19.23 ID:H1x2My9B0
今日の活動が終わり、帰ろうとすると、玄関先では春原がバスケットボールを持って、未だに練習していた。

朋也(あ、そういやあいつの行動、無駄が確定したな……)

そう思いながら、春原に声をかける。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:52:58.79 ID:H1x2My9B0
次の日。

朋也(最近、ずいぶんとまともな生活を送っているよな……)

それでも、苦にはならなかった。
以下略



88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:54:50.15 ID:H1x2My9B0
登校中、見慣れた後ろ姿があった。杏に、藤林に、古河だった。

朋也「おっ、丁度いいじゃないか。仁科、あいつらに話、してやれよ」
仁科「あいつら、といいますと?」
朋也「ほら、前を歩いてる三人いるだろ?あいつらが、演劇部の三人だ。おーい、杏っ」
以下略



89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:57:14.45 ID:H1x2My9B0
仁科「今日は、いい報告を持ってきました。幸村先生が、演劇部の顧問を兼任してくれるそうです」
古河「えぇ?本当ですか!それはうれしいですっ」
仁科「それで、幸村先生にはもう話をしてあるので、今日の放課後辺りにでも行って、話をしておいてください」
古河「わかりました。ありがとうざいます、仁科さん」
朋也「これで晴れて演劇部設立ってわけだな」
以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:59:43.53 ID:H1x2My9B0
教室に入ると、春原が机に力なく伏していた。

朋也「なに朝っぱらからヘタレてんだ?」
春原「あぁ……岡崎か。いや……僕、頑張ったのに……、パン食い放題権が獲得できなかったなぁってさ……」
朋也「え?おまえ、頑張ったのか?」
以下略



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