過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:15:11.99 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規「……ステファニー」

耳につけた無線は心理定規の声を正確に拾い、屋敷の外に待機していたステファニーに心理定規が合図を送る。

ステファニー『りょーかい』
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:20:19.06 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規は通路を曲がり会場へと向かう。

すると、通ってきた道から心理定規を追うかのように敵が現れた。

心理定規「どこかの部屋に隠れていたのかしら?」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:22:34.08 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規「っ!?」

初春『心配いりませんよ、私の友達です』

心理定規はゆっくりと床と天井を撃ち抜いた正体を見る。
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:25:14.37 ID:Z+cnD9Wl0
削板「根性オオオオォォォ!」

叫び声がパーティ会場に木霊し、削板の怒号が彼に向けられた銃弾を弾き飛ばす。

猟犬D「く、くそ。どうして銃弾が弾かれる!?」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:27:34.55 ID:Z+cnD9Wl0
貝積「苦戦しているようだな」

雲川の隣で椅子に座っている貝積が言う。

雲川「良くやっている方だよ」
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:30:08.86 ID:Z+cnD9Wl0
貝積「目的は?」

雲川「聞くまでもない。統括理事会メンバーを蹴落とすためだろう。お前を含めてな」

貝積「……私も同じ意見だ。現に本人がいち早くいなくなっている」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:32:49.57 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規は初春に指定されたとおり、潮岸の私室に入っていた。

ここに辿りつくまで心理定規は拳銃を抜くことは一度もなかった。

心理定規の能力による敵の束縛、ステファニーの狙撃、初春の的確な道案内と援護のおかげで無傷で済んだ。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:35:28.06 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規「やはり、この一連の出来事は貴方の仕業ね?」

潮岸「ふん、貝積のゲストとやらか。どうせ護衛だろうとは思っていたが、まさか貝積の傍にはいず私の所に来るとはな」

心理定規「貴方の行動は全てバレてしまうでしょうね。まぁ、あまりにも派手にやり過ぎていると思うけれど?」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:39:04.83 ID:Z+cnD9Wl0
素早く心理定規と距離を詰めると、杉谷のすさまじい攻撃が始まる。

眼にも止まらぬ速さのパンチと、スーツのどこに隠されていたのか分からない投げナイフが心理定規を襲う。

だが、心理定規は持ち前のCQCを駆使し、杉谷の拳を丁寧にガードし、投げつけられるナイフは避け続ける。
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:41:24.27 ID:Z+cnD9Wl0
杉谷「むん!」

だが、杉谷はバランスを崩して床へ倒れて行く中、左足を軸にして右足で心理定規の銃を宙へ蹴り飛ばす。

勢い余って杉谷は床へうつ伏せに倒れ、心理定規に自らの脊を晒し、心理定規はその隙を見逃さない。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/11(金) 23:44:14.07 ID:Z+cnD9Wl0
心理定規「悪あがきはさせてもらうわよ」

そう言った心理定規は右手の指をパチンと鳴らす。

心理定規(この男の私に対する距離単位を15に強制設定)
以下略



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