6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 21:33:28.94 ID:gd3Ez0Xw0
「へー、君って記憶喪失かぁー! あたしそういう人を見たの初めてだよぉ! びっくりびっくり!」
と彼女は驚いているというより、むしろ楽しげな声色でそう言ったのだった。
「うん。全然なにも思い出せないんだ。あの……僕たちって初対面だよね?」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/05/11(金) 21:36:30.01 ID:VOFbQNTAO
こんなわけわからん安価でも書くその勇気に惚れる
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/11(金) 21:38:07.08 ID:ZnMEITAIO
アルパカではなくアルカパ……だと……!?
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/11(金) 21:38:34.72 ID:YXWx2kmao
てっきり終了かと思ったら続行とは!
支援
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 21:43:02.11 ID:gd3Ez0Xw0
>>8 すまん凡ミス。アルカパだと、パパスやビアンカ的な物語になっちまうよ。
11:マレオ[sage]
2012/05/11(金) 21:49:50.60 ID:1I9Vkxg+0
続けて下され 支援
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 21:50:49.23 ID:gd3Ez0Xw0
「着いたよぉー!」
ゆさゆさと身を揺さぶられながら、僕はいささか乱暴に起こされた。どうやら町に着いたようである。
「ここはねー! 私が今、拠点としているモーリィス・ヴィルって言う街だよ! 交易が盛んで、お城も近くあるから商業的に重要な地とされてるのー!」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 21:55:11.99 ID:gd3Ez0Xw0
なんか思いついた物語をこんなふうにマイペースに書いていくスレになると思います。
たまに安価出します。その際はお付き合いいただければありがたいです。
と、書いたところでひとまず風呂に入ってきます。続きはその後で
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/11(金) 21:56:33.06 ID:YXWx2kmao
乙、続き期待な
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 22:46:02.74 ID:gd3Ez0Xw0
ユノゥに連れられて、僕は町はずれにあるあまり大きくはない宿へ入った。特に目立つ看板を掲げているわけでもなく、木の板に「ジュビリィ」と手書きで書かれたものが二階の窓下に掲げられているだけだった。それでも素朴で優しい雰囲気は伝わってきて、僕は一目見ただけどこの宿のことが少しだけ好きになった。
「ここね、店主さんもいい人だし、何より安いんだー! 私って貧乏だし」
「うん、でも、本当に良さそうな宿だね」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/11(金) 22:46:28.34 ID:gd3Ez0Xw0
目の前に広がる部屋は、特に豪華な部屋ではないにしろ、悪くないベッドや照明、丸テーブルなどといった家具が置いてあり、普通に暮らす分には特に問題が無いように思えた。質素ながらも、無駄な装飾がない分、好感が持てる部屋だった。しかし――
「あの……もしかして……僕たち一緒の部屋で寝るの?」
「あたりまえだよー! だって私だってそんなお金持ってるわけじゃないし、部屋を二つも取れる余裕なんかないよー!」
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