119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/09(土) 18:51:49.54 ID:4hXfaemXo
長野まだー
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2012/06/09(土) 20:34:33.61 ID:0ZbynMkc0
第五章 誘いの呼吸
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2012/06/09(土) 20:38:15.14 ID:1QroGwQJ0
一
「ねえ、みきの胸、大きいでしょう?」
そう言うと、娘は着物の胸元を、ちらと開け、また続ける。
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/09(土) 20:42:26.05 ID:617ojHiz0
「はいここまで、もうお終い。
それじゃ、ありがとう」
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2012/06/09(土) 20:46:10.74 ID:Gxgk5uIp0
千早太は、遠くから見張っていた。
すると、路地から娘が出てきて、走り去った後に、
男が慌てたそぶりであたりをきょろきょろと見廻す。
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/09(土) 20:50:07.82 ID:Gxgk5uIp0
二
四条院のお屋敷。
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2012/06/09(土) 20:54:13.90 ID:yzncEEgS0
雇われているのだ、
呼び出されたとあっては、行くほかない。
まして、相手がこの姫君では。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/09(土) 21:01:13.87 ID:01viZwqh0
「真殿、今日は遅くなる前に帰るほうがよろしいでしょう。
なにやらお疲れのご様子」
貴音が抑揚のない落ち着いた声で言った。
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2012/06/09(土) 21:06:05.64 ID:1QroGwQJ0
三
「たのもう!」
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/09(土) 21:09:11.39 ID:yQFoDsOu0
※補注
「秋水」とは、侍の誇り、刀のことです。
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/06/09(土) 21:13:26.74 ID:dqMBfH/+0
四
「ねえ、触っても良いんだよ?」
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