188:1です、こんにちは。[age]
2012/06/22(金) 17:15:46.46 ID:XUYD8c6e0
第七章書きました。(書けました)
明日、土曜日更新の予定です。(あの子の誕生日ですね)
189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/22(金) 21:10:10.94 ID:/GUVrjl6o
明日明後日はちょっと本業忙しいねん・・・月曜日読もう
190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2012/06/23(土) 02:08:05.93 ID:V5f0RiTOo
待ってた
>>189
奇遇だな、俺も明日明後日は横浜に出張だ
191:1です、こんばんは。[saga]
2012/06/23(土) 20:15:06.02 ID:l9ykQD6T0
第七章 囚われの心、捕らわれの躰
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:17:59.44 ID:l9ykQD6T0
一
どこか愁いのある表情をしていた。
193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:20:22.02 ID:l9ykQD6T0
決してひき剥がせないそれはもう自分の一部であって、嫌だとは思う。
しかし、もしもそれを失って、自分は自分でいられるのだろうか、
自らが憎むこの空気を、身の回りから消去して、自分は呼吸ができるのか、
194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:23:20.89 ID:l9ykQD6T0
ここは遊郭、籠の中。
この中で生きてきたし、これからもずっとそのはずだ。
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:27:09.75 ID:l9ykQD6T0
二
「遊郭ですか……」
真之丞が答えた。
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:30:27.85 ID:l9ykQD6T0
「そうなれば、ここへは来ることもありませんな」
少し意地の悪い問いをしてみる。
ささやかな仕返しだ。
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 20:34:02.42 ID:l9ykQD6T0
「真、あなたの躰のことは、
私が一番良く知っているのですよ。
それはもう、隅々まで……」
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