過去ログ - とある一位の鬼隠し
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932:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:05:26.54 ID:cLujty1DO
弁解しようとする一方通行を遮って話し出したレナはわざとらしく首を傾げ答えを探る様子を見せた

一瞬、本当にレナに夕飯の内容を知られているのではないか?などと一方通行は考えてしまう


以下略



933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:06:50.40 ID:cLujty1DO
レナは知っていた

カップ麺だけならまだ予想が付くだろうが本来ならありえない共に買いだめたコーヒーの事まで知られていた

杖を握る手に力が入っていく一方通行
以下略



934:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:08:08.93 ID:cLujty1DO
一方通行「何故だ!?答えろ!答えやがれ!!」

レナ「あははは。変な道行くん─そんなの決まってるじゃない」


以下略



935:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:09:24.32 ID:cLujty1DO
一方通行「…今…なンて…?」

レナ「だから道行くんがパッケージ凝視しながらコーヒーをたくさんカゴに入れてたのも
そのあと目についたいろんなカップ麺を適当にカゴに入れてたのも全部後ろから見てたの」

以下略



936:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:15:09.84 ID:cLujty1DO
一方通行「ンな訳ねェ!あの時レナは見当たらなかったぞ!?」


おぼろ気な記憶を探る一方通行

以下略



937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:17:04.35 ID:cLujty1DO
一方通行「…ヵエレ」


まともに機能しない喉から出たか細い声はチェーンの揺れる音に掻き消された

以下略



938:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:18:23.81 ID:cLujty1DO
一瞬自分が何をやったか分からなくなり呆然となる

見ればいつだったか彼自身が治してやったレナの細い指は赤く腫れ血が滲んでいた

後悔と罪悪感が一方通行を襲う
以下略



939:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:20:16.62 ID:cLujty1DO
一瞬一方通行の力が緩みようやくレナの指がドアから解放され彼女はそのまま後方に倒れた


その隙に扉を完全に閉めしっかりと施錠をする一方通行

以下略



940:以下名無しに変わりまして前原圭一がお送りします[saga]
2013/01/01(火) 00:26:32.77 ID:cLujty1DO
今日の投下は以上です

もうこのスレも残りわずかなのでレスあたりの投下量多目にしていこうと思います

それでは皆さまの新年が良い年でありますように
以下略



941:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/01(火) 02:30:39.78 ID:FSnVkvQNo
新年から怖いもんみちまった
乙です


942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/01(火) 03:51:29.78 ID:esEg4s3DO
新年早々ありがたい
一方さん追い詰められてますな


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