978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:05:16.29 ID:CpeNUaoDO
薄暗い部屋の中最初に目に入ったのは見慣れた天井だった
電極に目を移すと満タンまでには行かないが能力を使う際支障が出ない程には回復されており今も充電はされている
先程の出来事が上手く思い出せず意識は朦朧としていたがとりあえず一方通行は電極の充電を止め身を起こそうとした
979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:06:08.06 ID:CpeNUaoDO
一方通行「……悪い」
自然とそんな言葉が漏れた
980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:06:46.10 ID:CpeNUaoDO
981:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:09:13.67 ID:CpeNUaoDO
「なぁ〜におじさんの居ない所でイチャついてんのぉ?お二人さん♪」
不意に声をかけられ二人はビクッと体を震わし部屋の外を見る
982:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:11:20.74 ID:CpeNUaoDO
一方通行(待て…レナは何て言ってた…?)
未だに回転の悪い頭で記憶を探る一方通行
983:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:15:01.41 ID:CpeNUaoDO
気づけばレナと魅音の二人はなにかしら企んでいるかの様な怪しい笑みを浮かべている
魅音「暴れないでよ?会則第…何条でもいいや。罰ゲームに抵抗しちゃダメなんだからさ」
984:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:16:54.76 ID:CpeNUaoDO
心臓の跳ね上がる音がはっきりと聞こえた
大石の言葉が一方通行の脳裏を駆け巡る
985:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:18:30.40 ID:CpeNUaoDO
なかば諦めた瞬間一方通行の指が電極に触れる
一方通行「がァァ゙ッ!!」
986:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:21:42.87 ID:CpeNUaoDO
またしても反射は全く機能しなかった
今でも電極に受信しているミサカネットワークの電波は能力で簡単に確認できている
能力には全く問題はないのだ
987:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:24:33.10 ID:CpeNUaoDO
認めたくない思いに反して嫌な確信が一方通行に生まれてきた
一方通行(そンなワケあるか!レナと魅音は間違いなく敵だ!)
988:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/21(月) 22:30:06.07 ID:CpeNUaoDO
気づけば頬が濡れていた
──悪いのは自分の方だった
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