過去ログ - 涼「僕とあなたの」千早「シーソーゲーム」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 10:13:08.58 ID:d9kkN+bY0
『起き給え──男たちは己の悲運より、友のために涙を流した──』

涼「ううん……」

厨二病ととはまた違う、妙な深みのある目覚まし時計が朝を告げる。従姉が誕生日にくれたノムリッシュ目覚まし、静寂を破るものって正式名称があるみたいだけど、普通に目覚ましでいいと思う。パチクリと目を開け、真っ白な天井を見て一言。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 10:41:02.19 ID:OeN9eK850
涼「うへぇ、苦いや……。眠気は覚めたけど」

ウドのコーヒーは苦いというけど、普通のブラックコーヒーの時点で僕はもうだめだった。砂糖とミルクを入れ、味を甘くする。これが大人の男性への第一歩なら、まだ大人にならなくていいや。

涼「さてと、行かなきゃ!」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 10:45:40.77 ID:geTF/MjH0
涼「小林ホールは……、ここだね」

地図を見て、今日のライブの場所に1時間早く着く。気が早いかもしれないけど、遅刻するよりは数倍マシだ。折角早く着いたんだ、スタッフの皆さんや今日のメインを張るアイドルの方に挨拶をしよう。鈴月アキは品行方正で売ってるんだし。

涼「鈴月アキです! 今日はよろしくお願いします!」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 11:20:25.41 ID:d9kkN+bY0
涼「な、なんという偶然……」

ここまで来ると。もはや運命じみたものを感じる。本日のメイン、如月千早様。つまり僕は、彼女の前に歌うと……。

涼「プレッシャー半端ないや……」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 12:00:35.43 ID:geTF/MjH0
律子「今失礼なこと考えなかった?」

そしてなんでも○っと全てお見通しらしい。

涼「考えてないよ! 今日は前座なんだよ。律子姉ちゃん聞いてなかったの?」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 12:03:07.73 ID:d9kkN+bY0
律子「であんたは何やってるのよ」

涼「あっ、うん。千早さんに挨拶しようかなって」

律子「そうね……」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 12:09:06.37 ID:eHSUxDAV0
律子「まぁそういうことよ。挨拶はまた今度でいいわ。千早自体、挨拶されてもどうでもいいような顔をするでしょうし」

涼「そうなの? ちょっとショック……」

律子「そんなものよ。愛想ぐらいは良くして」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 12:13:04.22 ID:d9kkN+bY0
千早「……気のせいかしら?」

律子「何がよ」

千早さんは釈然としない顔で僕を見る。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 12:13:20.64 ID:geTF/MjH0
とりあえずここまで。続きは夜にでも


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)
2012/06/08(金) 12:28:45.46 ID:KIxyLjMc0
とりあえず乙。
これはオトしがいのある千早。


34:投下します[saga]
2012/06/08(金) 20:26:11.46 ID:geTF/MjH0
涼「はぁ……、はぁ……。これまずいんじゃ……」

律子「何がまずいのよ」

涼「うわぁ! で、出たー!」
以下略



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