11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:15:14.50 ID:pZ0kk8uso
  
 P「なんでも同じだよ。でも今は雪歩を探そう。 
  夢に俺を招いたからには、あいつも何とかしたいんだと思う」 
   
 貴音「あなた様! あれを」 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:16:15.43 ID:pZ0kk8uso
  
  
  男はあずま家から少し離れたところで立ち止まりました。 
  それは先ほどの松の並木の三本ぶんの距離でした。 
  
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:17:18.83 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「は、はいぃ」 
  
  ドアを開けるとエアコンで温められた空気が流れ出してきました。 
  背後の雪を溶かすほどの勢いでした。 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:18:46.89 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「でもプロデューサーはコーヒーが好きって」 
  
 P「この部屋もそうだ。 
  小さな洋間にせせこましくソファとテーブルを並べて埋まってる。 
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:19:30.27 ID:pZ0kk8uso
  
 P「毎日忙しくて気づいていないとは思うが、このところ思わしくない」 
  
 雪歩「ううっ、私、ダメダメですから」 
  
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:20:55.13 ID:pZ0kk8uso
  
 P「いま俺たちがいるのが夢だって気づいているかな」 
  
 雪歩「え? そうなんですか?」 
  
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:23:06.12 ID:pZ0kk8uso
  
 P「雪歩のイメージカラーは白。清楚で健気、真摯でおとなしく儚げな美少女だ」 
  
 P「男はみんな本能的に、君を自分の色に染めたいと思う。 
  身も蓋もない言い方だけど、そういう魅力もあるんだから仕方ない」 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:24:15.04 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「怖がってなんか……」 
  
 P「なに?」 
  
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:25:09.07 ID:pZ0kk8uso
   
 P「ばかだお前は。それは幼稚園児のかかるはしかだよ。 
  初めて会った怖くない男を惜しんでいるだけだ」 
   
 雪歩「そ、そんなこと」 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/12(火) 11:26:16.47 ID:pZ0kk8uso
  
 雪歩「そんな、私はただ性格を変えたかっただけで」 
  
 P「本人の意志は関係ない。能力が人生を決める。 
  そういう人間もいるんだよ。そして君はそうなった」 
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