過去ログ - 1000通目の悪夢
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1: ◆aSQx.z3IE/pB[saga]
2012/06/25(月) 01:22:03.05 ID:613oMAse0
このスレは
女「先輩を安価でストーカーします」
ex14.vip2ch.com

の先輩が主人公のサイドストーリーとなります。
先輩の悪い夢をお楽しみください。

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2: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:23:43.76 ID:613oMAse0
「う」
「うわあああああ!」

悪夢を見た。
左胸がバクバクしていて、飛び出してしまいそうで手を当て深呼吸をする。
以下略



3: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:24:39.44 ID:613oMAse0
ピンポーン
ピンポーンピンポーン

 センパーイ、イルンデスヨネ

以下略



4: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:32:19.83 ID:613oMAse0
居留守でやり過ごそうと無視を決め込み、布団でうずくまる。
インターフォンの嵐が止んだことにホッとしたのと同時に、コンコンと俺の部屋の窓を叩く音がした。
まさか、そんなはず無いじゃないか。
だって、此処は2階だ。

以下略



5: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:36:07.14 ID:613oMAse0
友人の家で時間を潰し、夕飯をご馳走になった。
少しだけ気分が良かったものの自宅を見て直ぐにまたブルーな気持ちになる。

「……窓、破られてる」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/25(月) 01:38:35.53 ID:ZAJL4eZPo
先輩サイドから見ればホラー映画の中に迷い込んだみたいだな…


7: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 01:47:23.60 ID:613oMAse0

叫ぶことすら出来ないほどの驚きで俺はただただ、口をぱくぱくさせていた。

「ベッドの下から彼女出てくるってどんな気分ですか? サプライズになるのかな? 
  それだけじゃならないかもだから、サプライズプレゼントを用意したんですよ」
以下略



8: ◆aSQx.z3IE/pB[saga]
2012/06/25(月) 02:01:02.46 ID:613oMAse0
「…………」

何だこれ。
失敗にしても焼きすぎだし、他の弁当に入ってるのは普通に見えるのに何でこれをチョイスするんだ。

以下略



9: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 02:46:26.33 ID:613oMAse0

「はぁ……」

家から出るだけなのに泥棒を働いた直後な気分になる。
何も悪いことはしていないのだけれど、見つかるとそれは恐ろしい事になる。
以下略



10: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:54:43.25 ID:613oMAse0

「おいお前、携帯光ってるぞ」

昨日、俺が急に訪ねたにも関わらず飯まで奢ってくれたその友人はめざとく俺のポッケから漏れる光を見つけた。

以下略



11: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:57:14.62 ID:613oMAse0
「今日は天気がいいですねー」
「…………」

本当に雲ひとつ無い青空で良い天気だ。
詩的な表現をすれば俺の心とは真逆な空だ。
以下略



12: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:58:14.84 ID:613oMAse0

「じゃあ、どうぞハンバーグです」

差し出されたそれをみて内心「うへぇ」と舌を出す。
考えすぎだと思ってもそもそも食べたくない。
以下略



13: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 03:59:17.40 ID:613oMAse0
「あぁ、そういうことですか」

彼女はそのハンバーグを自分の口へ持っていくと咀嚼し始め、俺の顔をがっちりと手で固定した。
恥ずかしい話、俺は非力だ。
彼女は中学では運動部だったという話を聞いたことがあるし、体力も俺よりある。
以下略



14: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 04:00:34.10 ID:613oMAse0

「おっあ、おっう、ぇえ、ええ」
「仮にも女の子からの口移しに酷いんじゃないですか?」

ぶりっこというのか人差し指を頬っぺたに当てて、その頬っぺたを膨らませている。
以下略



15: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 04:01:23.91 ID:613oMAse0
「貴方が好きだから…」

ありふれた理由でもあり、狂気的な理由でもあると思った。

「好きだからってやっていい事と悪いことの区別くらいつかないのかよ」
以下略



16: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 04:04:16.20 ID:613oMAse0

「本当か?」

思わず、歓喜の声をあげる。
不味いな、機嫌を損ねたかもしれないと思ったが彼女は相変わらず笑っている。
以下略



17: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 04:06:19.71 ID:613oMAse0





以下略



18: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 18:36:38.60 ID:613oMAse0
          


19: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 18:38:18.91 ID:613oMAse0





以下略



20: ◆aSQx.z3IE/pB[sage]
2012/06/25(月) 18:39:30.78 ID:613oMAse0
「う」
「うわあああああ!」


悪夢を見た。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/25(月) 19:02:37.32 ID:HdirES57o
エンドレスでBAD ENDへ突入するのか
安価スレの登場人物の中でも屈指の不幸っぷりだな


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