103:猫宮[saga]
2012/11/16(金) 19:24:44.49 ID:hyTDBNXf0
今回はここまでです。
かなり長い話になってきましたが、よろしくお願いします。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/16(金) 22:07:07.05 ID:+Fp8MvKI0
乙です。
これはいいSS。
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/11/18(日) 00:17:15.71 ID:gwHNlTZH0
おお、面白いですね。
続きを楽しみにしてます。
106:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:17:13.80 ID:k9KWVTOk0
「あ、梓ちゃん……」
憂ちゃんが持っていたギターを置いて、戸惑った声を上げる。
戸惑って当然だと思う。
107:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:17:40.05 ID:k9KWVTOk0
「来ないで……!
もう傍に……、ひっく、来ないでったら……!
貴方を見ていると辛いの!
貴方を見てると、自分で自分が嫌になるの!
だから……、だ……から、もう……!」
108:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:18:11.74 ID:k9KWVTOk0
どうしようもないくらいの罪悪感が私の胸に湧き上がる。
やっぱり私は最低なんだ。
何も出来ない上に、誰かを傷付ける事しか出来ない最低な人間なんだ。
それが私なんだ……。
こんな私が憂ちゃんの傍になんか居ていいはずがないんだ。
109:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:18:41.27 ID:k9KWVTOk0
「ホントはね……、梓ちゃんが何か悩んでるのは分かってたんだ。
多分、音楽の事で悩んでるんだろうな、って事くらいは何となくね……。
この前、急にギターを弾くのをやめたのもそうだし、
実はね、私、その日の夜に、梓ちゃんがギターを持って何処かに行ってたのも気付いてたの。
それで梓ちゃんが音楽……、ギターの事で何かを悩んでるんだ、って思ったんだよ。
110:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:19:11.73 ID:k9KWVTOk0
「どうして貴方は……、そんなに優しいの……?」
何度言ったか、何度思ったか分からない言葉を私は口にする。
結局、私の疑問はそれに尽きるのかもしれない。
111:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:19:43.02 ID:k9KWVTOk0
「そんな事……、そんな事あるはずないでしょ、憂ちゃん……。
憂ちゃんは私によくしてくれてるし、優しくないなんてそんな事あるはずないよ。
憂ちゃんが優しくて思いやりがある子だから、私は……。
それが辛くて……、嫌で……、嬉しくて……、悲しくて……。
大体、憂ちゃんは『お試しお願い』を唯さんのために使ったんでしょ?
112:猫宮[saga]
2012/11/18(日) 18:20:14.23 ID:k9KWVTOk0
今回はここまでです。
またよろしくお願いします。
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/18(日) 19:42:20.51 ID:3TnUuCWD0
乙です。
そろそろ終わりが近いのかな?
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