54: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/07/08(月) 06:06:22.66 ID:NP8vgfMAO
ほむら「見つけた、いつもと同じね」
日の当たる河原で黒猫がくつろぐ。それ眺めながら、彼女は習慣化した捜索の成功を喜んだ。
何回目からなのか覚えてはいないが、変化が無いということはつまり計画が滞りなく進んでいる証拠だ。ゲームにおける乱数と変わらない。同じように動けば同じように結果が出る。
55: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/07/08(月) 06:20:33.37 ID:NP8vgfMAO
QB「おや、こんな場所で何をしているんだい?」
ほむら「あなたを待ってたのよ」
銃をしまった七秒後にそいつは現れ、毎度変わらない台詞と仕草で問うた。
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/12(金) 23:05:10.85 ID:wHKrx9h4o
続きはよ!
57: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/08/08(木) 01:58:52.50 ID:W9gL8tXAO
あすなろ市。見滝原からの遠足で来れる程度に近いこの都市にも、魔法少女やその関係者は大勢いる。
ほむら「石島美佐子巡査、いや巡査部長?そもそもノンキャリ組だったかな?」
ほむら「まあそんな事はどうでも良いか」
58: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/08/08(木) 01:59:59.18 ID:W9gL8tXAO
ほむら「今回もさようなら聖カンナ、出来れば二度と会いたく無いわ」
大きめな水鉄砲のような楕円フォルムの銃を撃つ。止まった時間で放たれた弾丸は対象のこねかみで停止し、暗殺者はその場を離れた。
時が動き出した時、一家団欒の食卓は惨状に変わるだろう。命中すればゾウでも三十秒で溶かし殺す特製の科学兵器、祈りで生まれた魔法少女のコピーでも、憎しみで契約した新しい魔法少女でも、耐えられるような品ではない。
59: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/08/08(木) 02:00:47.82 ID:W9gL8tXAO
マミ「基本的に魔女捜しは足頼みよ」
さやか「意外と地味ですね……」
昨日戦闘した場所から、ゆっくりと歩き回る。ソウルジェムが捉える魔力の気配を辿れば、いつか会える可能性が無い訳ではないという作業。三人と一匹の少し遠い、初めての寄り道。
60: ◆Wm01vvGoQ2[saga sage]
2013/08/08(木) 02:11:11.02 ID:W9gL8tXAO
QB『おっと、昼の一件は別個体の僕だよ』
ほむら『そう、まあ良いけど』
QB『ただあの二人が君の銃を使うとは思えないな』
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 23:41:37.69 ID:P/ED1v8Qo
おつんつん!
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/18(日) 20:55:51.55 ID:E4PMTO/So
つん
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/20(火) 17:05:29.56 ID:G2JWVuNIO
つん
64:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/01(日) 23:52:37.73 ID:Cvl2GQjQo
乙
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