過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.13
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◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:48:28.01 ID:yJcfa9O4o
「よしっ」
俺は膝を叩いて桐乃に向き直る。
「これからはこの手のゲーム買う時は、俺の名前で注文しろ。ダンボールは俺が保管しておいてやるから」
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331
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◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:48:54.51 ID:yJcfa9O4o
「分かった。悪い、今のは忘れてくれ。じゃあ俺がこのゲーム遊んでみるから、ノーパソ貸してくんね? もちろん嫌ならいいぜ」
桐乃の趣味を知ると啖呵を切った手前、せめて一つくらいは見ておくのが俺の義務だと思う。
だからプレイするのを見物しようと思ったのだが、生憎桐乃は俺の前では気まずいので出来ない。
だったら俺がやってみるしかない、という事になる。
以下略
332
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:49:22.40 ID:yJcfa9O4o
「そうそう。ブラウザのキャッシュの消し方とかも教えておいてあげる」
「なんだそりゃ?」
「ネット使うとその履歴が残るの。そういうのを消す方法」
「別にそんなの残ったところで問題は無いだろ?」
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333
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◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:49:48.98 ID:yJcfa9O4o
そんな訳で俺の部屋。
さっそく借り受けたノーパソでゲームを起動させる。
「……えっと、まず名前入力か。名字が『高坂』で……名前は『京介』っと……」
以下略
334
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:50:16.89 ID:yJcfa9O4o
翌日の放課後、俺は帰宅の途についていた。
「きょうちゃん? なんか変な顔になってるけどどうしたの?」
俺の顔を見ながら話し掛けてきた眼鏡の女は幼馴染の田村麻奈実。
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335
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:50:45.42 ID:yJcfa9O4o
「はぁ〜……。いまの、すっごくかわいい娘たちだったね」
羨望の眼差しで彼女たちを見送りつつ眼鏡の幼馴染が言った。
「ていうか、いまの中に俺の妹がいたんだが」
以下略
336
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:51:13.19 ID:yJcfa9O4o
帰宅した俺は、着替えもそこそこにノーパソを起動させ、ブラウザを立ち上げた。
『「そーしゃるねっとわーきんぐさーびす」って知ってる?』
そう麻奈実は言っていた。
以下略
337
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:51:40.44 ID:yJcfa9O4o
「よし! これでしおりルートはクリアだ」
夕食が終わって風呂から上がった後、桐乃から借りたゲームをプレイしていた俺だが、とうとうヒロインの中の一人にスポットを当てたストーリーを終わらせる事に成功した。
その時、ドアをノックする音。
以下略
338
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◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:52:08.55 ID:yJcfa9O4o
「このコミュニティの管理人さんからメッセージが来たの」
大当たりだ。
あのあとすぐにSNSに登録し、『オタクっ娘あつまれー』の管理人にコミュニティ参加希望の旨を伝えたらしい。
以下略
339
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:52:35.92 ID:yJcfa9O4o
「なんにしても、この沙織さんがどう返してくるか、だな。メッセージが来たら教えてくれ」
「うん……」
「じゃあ、そろそろ寝るわ」
そう言って、桐乃の部屋から出ようとしたその時、
以下略
340
:
◆YHxtVKAHbw
[sage saga]
2012/08/12(日) 17:53:02.37 ID:yJcfa9O4o
そしてお茶会当日。
「おーい、桐乃ー。早くしろー」
既に靴を履いた俺は、階段に向かって呼びかけた。
以下略
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