過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」
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122: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:16:04.23 ID:MMWw0PiG0
「大体合ってる。佐天涙子はそれを使って痛い目を見たようだな」

「まぁそんなうまい話ないわよね。代償なく簡単にレベルがあがるなんて」

能力開発とは本来年単位の時間をかけてじっくりと行うもの。
以下略



123: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:17:24.08 ID:MMWw0PiG0
それを聞いた一方通行はハッ、と嘲うように口元を歪めた。

「よォするに、負け犬の集まりが今さらになって復讐しようとしてるってかァ?
なンとも情けない犬共だ。しかもそのために『表』の人間を巻き込もうたァな。
いよいよもって救いようがねェ。負け犬は負け犬らしく隅っこでちぢまってろってンだ」
以下略



124: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:18:21.91 ID:MMWw0PiG0
「一般人を巻き込んで事を起こそうとしてるなら、早く動くべきでは?」

そう提案したのは海原。「一般人」とは言ったものの、それは佐天と美琴というより美琴ひとりを指すニュアンスが強い。

土御門が答えようとした瞬間、彼の携帯がけたたましく鳴った。
以下略



125: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:19:13.56 ID:MMWw0PiG0





以下略



126: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:20:10.10 ID:MMWw0PiG0
「うらやましいわね〜その胸」

美琴は自身の胸を見てハァ、とため息をついた。
美琴も白井も年齢的に普通サイズなのだが、いかんせん周りがメロンばかりなので相対的に小さく見えてしまう。

以下略



127: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:20:42.91 ID:MMWw0PiG0
「初春……ちょっと多くない?」

「そうですかー? これくらいは普通です。これ新商品なんですよ」

平気な顔でケーキを頬張る初春。テーブルには大きなパフェや違う種類のケーキなどもある。
以下略



128: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:21:20.42 ID:MMWw0PiG0





以下略



129: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:22:05.57 ID:MMWw0PiG0
「佐天さん……妄想が膨らみすぎよ」

そう注意したのは美琴だが、彼女は佐天の話がそれほど妄想でもないことを知っていた。
もちろん、佐天はただの想像で話しているのだが、美琴はそういった『闇』の存在を知るほどには暗部に関わっていた。
量産型超能力者。絶対能力者進化計画。残骸。
以下略



130: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:26:12.13 ID:MMWw0PiG0
初春は結構な量を食べていたのに、さらに追加注文していた。
これだけ甘いものを食べて太らないのはもう一種の才能のようにも思える。
ちなみに一応言っておくと、彼女とて体重を全く気にしていないわけではない。
なのに何故こんなに甘いものを食べるのか。彼女曰く、「そこに、それがあるからです」だそうだ。
世界の誰もが納得する理由である。多分。
以下略



131: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:26:46.52 ID:MMWw0PiG0
寮に着き、食事を済ませて後は風呂に入って寝るだけになった時、白井の携帯が鳴った。
白井の携帯は見た目はやたら近未来的だ。
だが肝心のその実用性はというと、白井曰く「小さいから画面が見にくい、無くしやすい、ボタンが押しにくい」で三拍子そろっているらしい。
美琴も見た目だけのただのハッタリ携帯という評価を下している。
美琴は買い換えれば? と提案もしたことがあるのだが、これより近未来的な携帯が出ればすぐにでも買い換えたい、だそうだ。
以下略



132: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/07/19(木) 22:27:41.95 ID:MMWw0PiG0
「……実は、佐天さんが何者かに攫われたらしいですの。
わたくしたちと別れた後。佐天さんと初春が二人でいる時に」

「……ッ。佐天さんが……。初春さんは今どこに?」

以下略



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