過去ログ - テッラ「困りましたねー」フィアンマ「言う程困ってもいないだろう」
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38: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/29(日) 17:22:59.03 ID:ArExD6ZU0

それから、数日後。
秘密組織はまだ成立するとはいえ流石にこれは不味い事態だ、ということで、人材を見つける事にした。
ひとまずどこかもう『一方』を埋めなければならない。
『神の力』の性質がある人間であれば、『後方』の座に。
以下略



39:イーモバイル対策[sage]
2012/07/30(月) 23:05:13.37 ID:vRGBF/RAO
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40: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/07/30(月) 23:33:31.35 ID:5wHxzcoN0

深夜。
寝付けなかったフィアンマは、一人、『奥』でぼんやりと自分の人生を振り返っていた。
楽しいことも、気を許せる人間も、誰一人居なかった。
いや、もしかしたら居たかもしれないが、死んでしまった。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/08/01(水) 17:27:43.65 ID:DzXnHuvAO
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42: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/01(水) 18:02:44.19 ID:VBHLjLDR0

よく晴れている、翌日午後。
右方のフィアンマは、聖ピエトロ大聖堂『奥』、且つ自らの私室にある簡素なベッドの上で目を覚ました。
昨日は色々と考えていたせいで明け方まで中々寝付けなかった為だ。
『神の右席』は有事の際にしか基本的に動かない。
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/01(水) 19:18:16.01 ID:Vru8KWsSO
数ヶ月も飼っちゃうんですねフィアンマさんwwwwwwもう素直に飼えやwwwwww


44: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/02(木) 22:46:01.76 ID:D+Rhmn3n0

仔猫を拾ったフィアンマは、聖ピエトロ大聖堂まで戻ってきた。
ついでに猫を飼うにあたって必要なものも適当に購入して。
大聖堂に戻るなり『奥』に籠ったフィアンマは子猫を入浴させ、今はのんびりとタオルで拭いてやっている。
顔に水がかからないよう警戒して洗ったからか、フィアンマを怖がる素振りは見せない。
以下略



45: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/04(土) 04:03:24.76 ID:mfGPhlBAO

テッラは少し考える素振りを見せた後、子猫を抱き上げる。
フィアンマと同じ色合いの、美しく可愛らしい瞳。
ごろごろ、と喉を鳴らす子猫を指先や手のひらで可愛がり、テッラはフィアンマの向かい側にある椅子へと腰掛ける。
子猫はマイペースな性格らしく、テッラの膝上で丸まって眠り始めた。
以下略



46: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/05(日) 02:32:50.03 ID:MZ7mNaDAO

それから数ヶ月経過して。
子猫を新しい里親に引き渡したフィアンマは、退屈を持て余していた。
言いようのない寂しさは残るものの、死別ではないため、そこまで心に影が差す事も無く。
結局、あの猫には最後まで名前を付けてやる事はしなかった。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/05(日) 07:59:14.31 ID:ZOTVla5SO
看病TIMEきたぁぁ


48: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/08/05(日) 12:51:33.98 ID:9T+BH3H/0

風邪というのは実に厄介な病気で、特効薬も、よく効く回復術式も無い。
強いて言えば免疫力を回復させる術式があるくらいなもの。
更に、一度認識したらどんどんと悪化していくという嫌な側面も持ち合わせている。
面倒に思いつつも、騒乱の無い今はゆっくり治しても問題の無い状況。
以下略



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