過去ログ - 小鳥「音を無くして」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:26:12.45 ID:UV+Tamzdo
ここしばらく、
一人で出社して
一人で仕事をこなして、
一人で帰っていたことを思い出す。

以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/07/28(土) 23:26:28.28 ID:lQS0GeO6o
>「副業がなきゃ、プロデューサーとしてやっていけませんよ」

ワロタ。せやな


74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:27:21.40 ID:UV+Tamzdo
「大丈夫ですか?」

小鳥は首を横に振ることしかできなかった。

涙は相変わらずあふれ出てくる。
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:28:54.81 ID:UV+Tamzdo
「気分が悪いなら、店でましょうか」

小鳥は首を横に振ると、しばらく放置していたシマアジを口に押し込んだ。

この店で二人分の代金なら小鳥の一週間分の食費と同じくらいになるだろう。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:30:10.95 ID:UV+Tamzdo
それで出てきた赤貝、アナゴやイカを食べると
ゆっくりと大トロとウニを味わう。

涙は収まったが後悔の念でいっぱいだった。

以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:30:51.44 ID:UV+Tamzdo
[声が出なくなった原因、
何となくわかりました。
プロデューサーさんのおかげですよ?]

「それはよかったです。
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:32:41.53 ID:UV+Tamzdo
街灯で照らされた通りを二人で歩く。

普段ならカップルだらけの通りに苛立つものだったが今日は違った。

小鳥はつい優越感に浸ってしまう。
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:33:15.94 ID:UV+Tamzdo
「――プロデューサーさん、危ない!!」

思わず叫んでいた。

バランスを崩したままプロデューサーは軽やかにとんだ…
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:34:04.46 ID:UV+Tamzdo
のどに詰まっていた栓が驚きで抜けてしまったのかもしれない。

今までしゃべれなかった分、早口でまくしたてた。

「何言ってるんです!
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/28(土) 23:34:53.59 ID:UV+Tamzdo
「まあ声が出たならよかったじゃないですか。でも…」

「でも?」

「小説みたいにうまくいきませんね。
以下略



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