過去ログ - 言峰「願いを叶えるミセ?」
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271:1[saga]
2012/09/01(土) 01:13:47.36 ID:xIDyV40h0
彼女の分の対価。

士郎「それだけじゃないのか?」

侑子「ええ。対価は常に過不足なく。もらいすぎてももらわなさ過ぎてもいけないの。
以下略



272:1[saga]
2012/09/01(土) 01:19:30.04 ID:xIDyV40h0
士郎「なっ・・・!!?」

衛宮士郎はブリキの騎士である。
ただの比喩に過ぎない表現だが、非常に的を射ているといえるだろう。
衛宮士郎は空っぽの中身を埋めている。そのほとんどは切嗣が生きていたころの幼少のころにだ。
以下略



273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/01(土) 01:22:02.33 ID:4VhRPB4fo
エミヤの存在自体を消し去る願いか…救うと言うか、生まれる前に消し去る感じだな


274:1[saga]
2012/09/01(土) 01:29:27.42 ID:xIDyV40h0
士郎「・・・・・・」

士郎は思案する。遠坂の願いも、切嗣との思い出も、士郎にとってはどちらも掛買のないものだった。
士郎は凛のほうへ向く。

以下略



275:1[saga]
2012/09/01(土) 01:34:26.02 ID:xIDyV40h0
「「「「!?」」」」

侑子「遅かったじゃない四月一日」

モコナ「よう!」
以下略



276:1[saga]
2012/09/01(土) 01:43:03.73 ID:xIDyV40h0
四月一日「『俺は大丈夫だから。そのようなおせっかい、心の贅肉ではないのかね?』」

凛「−−−−−−!」

凛は驚いた顔をした。
以下略



277:1[saga]
2012/09/01(土) 01:50:09.88 ID:xIDyV40h0
凛「ははっ、ははははっ」

凛は笑い出した。初めこそ抑えていたが、次第にその笑い声は大きなものへと変わっていく。
その笑いが落ち着いた頃、侑子は再び凛にきいた。

以下略



278:1[saga]
2012/09/01(土) 01:57:14.24 ID:xIDyV40h0
侑子「そう。あなたならきっとできるわ」

凛「あら、お世辞かしら?」

侑子「そんなことないわ。きっと、あなたたちならできる」
以下略



279:1[saga]
2012/09/01(土) 02:02:42.31 ID:xIDyV40h0
士郎が割と本気で凹み、そんな士郎に凛がさらに追い打ちをかけて、百目鬼が悪気のない刺さる一言でとどめを刺した。
モコナに肩をポンポンとたたかれている士郎に、四月一日は苦笑いすることしかできない。

侑子「・・・さて。そろそろ時間ね」

以下略



280:1[saga]
2012/09/01(土) 02:09:55.07 ID:xIDyV40h0
四月一日(いざ帰るとなると、さびしいもんだな)

士郎とセイバーと凛と、そしてルヴィア。かかわった時間はほんの少しだけれど、それでも確かな絆を築けたと確信できる。

ルヴィア「さあ、早く指定の位置へ」
以下略



281:1[saga]
2012/09/01(土) 02:16:15.06 ID:xIDyV40h0
ルヴィア「調子が戻っていないなど、失敗の理由にはなりませんわよ?」

凛「あんたこそ足引っ張ったら許さないわよ?」

かるく言い合いながら、二人は魔術的な操作を始めた。
以下略



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