過去ログ - 涼「プロデューサー……やっぱり僕は変態なのかな」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/08/20(月) 04:38:53.25 ID:xFVVGSSk0
※性描写、ガチホモ描写を含むかもしれません。
君はアイドルだ。男でありながら性別を隠して女性を演じ
しかもそれが一般的な基準を大きく引き離してとびきり美しいものだから
ファンの男たちはステージに現れる君の姿に息を呑み熱狂する。
「涼! 涼! 涼!」
君がそんな天性の詐欺師としての道を歩んだのは
従姉が君の眠れる才能を発掘してくれたからだ。
彼女は芸能プロダクションに所属するアイドルだった。
自分を中性的すぎるきらいがあると薄々と自覚していた君は
彼女に僕もアイドルになりたい、と切なる思いを訴えた。
環境を変えることで、自分を男らしい姿に変貌させられるのではないか。
と、君はそう思っていたのだ。
SSWiki :
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2012/08/20(月) 04:39:35.92 ID:xFVVGSSk0
君は同世代のニキビやそばかすを顔にちらかしている男女と比べて
鏡に映る自分の容姿には口には出さぬまでも相当の自信があったし
歌も踊りも従姉の前でたまに披露すると筋がいいと真剣な顔で
褒められていたのを覚えていたから、しかるべき場所でしかるべき訓練をすれば
テレビに映る凡百の男性アイドルにも劣らないだろうという予測があった。
以下略
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2012/08/20(月) 04:40:35.70 ID:xFVVGSSk0
ライブを終えてステージから楽屋に引き上げる時、君の顔は紅潮している。
良かった、今日も何とかバレずにファンの人たちに喜んでもらえた。
君は眼鏡を掛けたマネージャーから渡されたタオルで
以下略
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2012/08/20(月) 04:41:22.23 ID:xFVVGSSk0
「すみません、トイレに」
君はマネージャーにタオルを返し、駆け出す。
遠のく君の背中を見てマネージャーの頭に、
以下略
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2012/08/20(月) 04:42:11.46 ID:xFVVGSSk0
君は女子トイレに入るとすぐに個室に飛び込んだ。
身体の火照りは未だに静まらない。
興奮の元は明らかだ。それは男性の象徴から来ていた。
君は便座に座るとフリル付きのスカートの上から固くなったペニスを掴んだ。
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2012/08/20(月) 04:43:05.17 ID:xFVVGSSk0
僕は…今…まだ女の子の筈なのに。
でも…こんなに…気持ち良い…。
君はライブの情景を思い浮かべ、喉の中で小さく喘いだ。
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2012/08/20(月) 04:44:06.08 ID:xFVVGSSk0
しかし、君は果てる事が出来なかった。
果てようとする意識を何かが引き戻し、自慰は中途半端な快感を残して終わった。
「また…夢で…出るのかなぁ」
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2012/08/20(月) 04:45:24.85 ID:xFVVGSSk0
夢に現れる男の姿は、サラリーマン風だったり学生風だったりするが顔はいつもぼやけている。
展開はいつも一貫していて、初めに必ず君を褒める。
そして褒めながら女物の服を脱がしていく。
すっぱだかになった君は恥ずかしくなり性器を手で隠す。
しかし、手を優しくどかされて、遂に君は観念する。そして性器を男の前に曝け出す。
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2012/08/20(月) 04:46:29.67 ID:xFVVGSSk0
「あら、涼。ライブは成功したみたいね。おめでと」
トイレを出ると、聞き覚えのある声が君を呼び止めた。
振り返ると、従姉の秋月律子が傍らに一人の男性を引き連れて廊下に立っていた。
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2012/08/20(月) 04:47:36.38 ID:xFVVGSSk0
プロデューサーと呼ばれた男性は、再びにっこりと笑顔を作ると、君に手を差し出した。
「どうも、先程は素晴らしいショーを拝見させて頂きました。
うちのアイドルたちにも見習わせたいくらい歌も踊りも上手でしたね。
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2012/08/20(月) 04:48:27.49 ID:xFVVGSSk0
その日の夜、夢の中で君はあのプロデューサーと再び会った。
プロデューサーは君の姿をみとめ、笑いながら囁く。
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2012/08/20(月) 04:49:28.72 ID:xFVVGSSk0
『お願い、僕を、抱き締めて』
喘ぐように君はいった。そのまま覆い被られると、肛門に熱量を持った何かが当たった。
はじめて男と繋がる感覚を覚える。その感覚は君にとって心地の良いものだった。
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2012/08/20(月) 04:50:22.86 ID:xFVVGSSk0
簡単な女装を済ませ、876事務所に行く時、君はいつも憂鬱とした気分に駆られる。
事務所で君の本当の性別を知っているのは石川社長と、マネージャーの岡本まなみしかいない。
どちらも女性だが女装した君の姿を見る時、嗜虐めいた表情がちらりと浮かぶ。
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2012/08/20(月) 04:51:12.17 ID:xFVVGSSk0
「僕は、いつになったら男子アイドルとして再デビュー出来るんですか?」
と、君は二人きりの事務所の中で石川社長に訊いた。
「この前のライブの反応も悪くなかったので、再デビューするなら早い方が…」
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2012/08/20(月) 04:52:05.53 ID:xFVVGSSk0
もともと男らしい自分を目指すために、君はアイドルになりたがった。
しかし、今、周囲から用意されているのは、より女性らしく演じる道で
目的の為ならば、と、君も命じられるがまま女性的な演技に没頭したが
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2012/08/20(月) 04:53:04.52 ID:xFVVGSSk0
「大丈夫よ。涼。あなたはこの事務所で一番の稼ぎ頭なんだから」
と、石川社長が今度は優しい声音で君を説きはじめた。
「ちゃんと、あなたのサポートも考えているのよ。
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2012/08/20(月) 04:53:54.05 ID:xFVVGSSk0
そういって、石川社長は手を振り、君を机へと追い払う。
そう言われては大人しく引き下がるしかない。
机に座った君は時計を見た。時刻は12時50分を指していた。
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2012/08/20(月) 04:54:54.53 ID:xFVVGSSk0
果たして、午後1時過ぎに扉が開き、そこから現れたのはあのプロデューサーだった。
あっ、と君の心臓が早鐘のように鳴り響き、思わず顔を机に伏せた。
「どうも、遅れてしまいました。あれ、秋月涼さんは…」
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2012/08/20(月) 04:55:53.96 ID:xFVVGSSk0
「涼…君は、本当に男…なのか」
君に笑顔を向けられて、プロデューサーは動揺したような表情を一瞬のぞかせた。
しかし、首を振って自身を落ち着かせると、次は陽気な声を立てて笑った。
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2012/08/20(月) 04:56:53.65 ID:xFVVGSSk0
二人で876事務所を出ると、社用車らしき車が事務所の前に停まっていた。
プロデューサーは車道側に回り込み車にキーを挿して
運転席に乗り込むと手早い動きで助手席の扉を開放した。
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2012/08/20(月) 04:58:20.45 ID:xFVVGSSk0
君は夢見心地の気分で、運転席に座るプロデューサーと色々な話をしていた。
女装以外のデビューは認めないと言われた時の衝撃、初めてのライブの緊張、
日々のレッスンの苦労、女装するにあたって注意しなければならない事など
以下略
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