過去ログ - ビッチ
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:16:54.96 ID:ogCHSW01o

 その朝、僕は偶然登校中に出会った女の子を駅まで送っていったのだった。彼女と出
合った場所から駅までは十分もかからない。駅に着くまでの間、僕は何を話していいの
わからなかったし、傘に入れたくらいで馴れ馴れしく振る舞う男だと思われるのも嫌だ
った。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:17:25.47 ID:ogCHSW01o

 学校の最寄り駅に着いて電車を降りる頃には突然の雨はもう止んでいた。その雨は天
気予報のとおり突然集中的に振り出し突然降り止んだようだ。

 これが夏ならこういうこともあるだろうけど、十二月もそろそろ終るこの季節にこう
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:19:25.41 ID:ogCHSW01o

「何でそんなに暗い顔してんだよ」

 教室中に響くような声で兄友が話しかけてきた。いつもより早目に教室に入ったせい
で登校したた時には教室内にはまだ誰もいなかった。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:20:43.37 ID:ogCHSW01o

 そこで兄友は少し真面目な顔になった。

「前にも聞いたけどさ。何でおまえの妹ってそこまでお前のこと毛嫌いするのかね。こ
こまで来るとおまえが言ってたみたいにおまえの性格が気に入らないだけとも思えねえ
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:22:11.77 ID:ogCHSW01o

 兄友に義理の妹の話を持ち出されて僕は思わず真面目に答えてしまったけど、妹の態
度については昔からなので僕はそのことについては半ば諦めていた。

 妹とのことは別に今に始ったことではない。僕にはどこかで僕とは無縁に生活してい
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:25:24.60 ID:ogCHSW01o

 僕が自宅に着いてドアを開けようとした時、逆側からそのドアが開き妹が出てきた。

 妹は相変わらず中学生とは思えな派手な姿だった。爪には変な原色の色彩が施され冬
だというのに短いスカートを履いている。アイシャドウも濃い目、手に持っている小さ
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/29(水) 23:29:54.91 ID:ogCHSW01o
「その子もきっと無理してるんだろうな。会うたびに自分の体をあんたにじろじろ見ら
れてるんでしょ? きっと」

「だんまりかよ。まあいいや。今日父さんも母さんも帰り遅いって。あたしは出かけて
くるから」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/08/29(水) 23:31:43.76 ID:ogCHSW01o
今日は以上です。更新頻度は女神スレの進行しだいになりそうです

あっちが進行している時はこっちの更新は遅いと思います

女神が終ったらこちらに専念します
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/08/29(水) 23:45:28.76 ID:IMgaTLgGo
乙乙
女神のほうもみてみようかな


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/08/30(木) 22:22:48.30 ID:r0JYWwd1o
女神スレが一向に進まないのでこっちを更新します

更新レスは少ないですけど


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/08/30(木) 22:23:19.38 ID:r0JYWwd1o
「ああ、偶然だね」

 その時僕は彼女に会えたことに驚いて呆然としていたのだけど何とかこの間抜な返事
をようやく口にすることができたのだった。

以下略



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