251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:11:54.69 ID:RgkJGLofo
from :ナオ
sub :無題
本文『さっきは本当にごめんなさい。そしてあたしのわがままを許してくれてありがと
う。ナオトさんに冬休みは一緒デートしようって言われたときは嬉しかった。それだけは
252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:15:22.96 ID:RgkJGLofo
お互いに年内最後の登校日だった朝、冬休の予定を聞いた僕に対してナオは俯きながら
休み中は会えないのだと言った。その時は時間がなかった。もうすぐ僕の学校の最寄り
駅に電車が到着するタイミングだったから。
253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:16:59.54 ID:RgkJGLofo
「起きて・・・・・・。もう十二時になるよ。ナオトさん早く起きて」
耳元で女の子の柔らかい声が響いていた。今まではアニメの中でしか起こるわけがない
と考えていたシチュエーションがリアルでも毎日起こることに、この頃になると僕はだい
254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:19:07.23 ID:RgkJGLofo
『お兄ちゃんへ。明日は大晦日だから朝からおせち料理を作ります。でも今日はあたしは
用事があるので買ってきて欲しい物をメモにしておくので、今日中に揃えておいてね』
『万一お兄ちゃんが夕方まで寝過ごすといけないので、有希に鍵を預けてお兄ちゃんを起
255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:19:52.36 ID:RgkJGLofo
「あのさ」
「はい」
256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:20:48.72 ID:RgkJGLofo
何か今日のユキは様子がおかしい。どうおかしいかと言えば僕のことが好きだと宣言し
た時の何か吹っ切れたようだった明日香とそっくりだ。
僕は少し疲れたというユキをいつもの駅前のファミレスに連れて行った。そこは明日香
257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/03(水) 00:24:23.50 ID:RgkJGLofo
「あのさあ」「あの・・・・・・」
僕とユキは同時に話し始めた。
258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/10/03(水) 00:24:54.80 ID:RgkJGLofo
今日はここまで
また投下します
259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/03(水) 01:38:20.28 ID:3tcDc6K4o
乙
260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/03(水) 14:02:51.98 ID:xeUYTq1Ao
続き待ってます
乙
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