76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/04(火) 22:28:49.56 ID:j6ezIR3ko
僕が風呂から上がってリビングに戻ると妹は相変わらずソファに座って何かを読みふ
けっていた。
「おい・・・・・・勝手に読むなよ」
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/09/04(火) 22:30:20.79 ID:j6ezIR3ko
本日は以上です
少なくとも金曜日まではこちらの更新をこのペースで続ける予定です
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/04(火) 23:39:59.40 ID:V1QcgB2qo
乙
楽しみにしてる
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/09/05(水) 18:33:18.51 ID:Q3Xan6VBo
おつおつ!
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:38:35.83 ID:8xw3Blz8o
次の日は週末で学校は休みだった。このまま両親不在の自宅で妹と過ごすのは気まず
いと思った僕は、まだ妹が起きる前に朝早くから外出することにした。
別に目的はなかったのでどこかで時間を潰せればよかった。そう思って駅前まで行っ
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:40:14.34 ID:8xw3Blz8o
「ピアノのレッスンなんです」
ナオは言った。
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:41:36.76 ID:8xw3Blz8o
「ナオちゃんのピアノのレッスンってどこでしているの」
「ここから、えーとここから四つ目くらいの駅を降りたとこです」
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:43:27.53 ID:8xw3Blz8o
僕とナオは並んでその駅から外に出た。ナオにとっては毎週通っている町並みだった
のだろうけど、僕はこの駅に降りたのは初めてだった。
駅から出ると冬の重苦しい曇り空が広がっていた。そのせいで初めて来た町並みはや
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:46:19.87 ID:8xw3Blz8o
「ナオトさん運命って信じますか」
そうナオに聞かれたのは二度目だった。最初のときは曖昧な笑いで誤魔化したのだけど。
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/09/05(水) 22:47:35.02 ID:8xw3Blz8o
閑静な住宅地の中にそのピアノ教室はあった。外見は普通のお洒落な家のようだった。
「本当にいいんですか? 待っていただいて」
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/09/05(水) 22:48:06.37 ID:8xw3Blz8o
今日は以上です
また明日投下予定です
お付き合いいただきありがとうございました
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