過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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108:投下[sage saga]
2013/01/21(月) 16:00:22.91 ID:gv+4GrYY0


「千早ちゃん、あなた私のことが嫌いでしょ?」

千早「……」
以下略



109:投下[sage saga]
2013/01/21(月) 16:01:01.51 ID:gv+4GrYY0

「……でも、私がこのことを出版社や記者にリークするとは考えなかったの?」

 そう言って彼女は何かを取り出し、あからさまに見せつける。
 テント内の豆電灯では暗くて断定はできないが、形から見ておそらくはボイスレコーダー。
以下略



110:投下[sage saga]
2013/01/21(月) 16:01:41.69 ID:gv+4GrYY0
千早「『かも』……? 不利になるに決まっているじゃないですか」

 私の名前が傷ついたらその分だけプロデューサーであった彼の名前にも傷がつく。
 そんな当然のことぐらい彼女はわかっているはずだし、何より最初は彼の迷惑になると認めていたのだ。
 この反応はおかしすぎる。
以下略



111:投下[sage saga]
2013/01/21(月) 16:03:46.42 ID:gv+4GrYY0

 女性との勘違いが全てとけた後、私は一人であるところに向かった。

 神社の裏手の雑木林を進み、その途中の枝葉で隠された通路をくぐる通る。
 少し高い草が生えている獣道を歩き、斜面が楕円状になっている丘を上った。
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/17(日) 00:54:39.53 ID:VMcULFoj0
来てたー


113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/03(水) 02:12:05.43 ID:xt5C8DSW0
まだかな


114:投下[sage saga]
2013/04/05(金) 10:17:26.45 ID:0R6wacU40

 月明かりに照らされた彼の顔は少し腫れていた。

P「……あ、ああ、ちょっとな。それより千早……」

以下略



115:投下[sage saga]
2013/04/05(金) 10:18:19.84 ID:0R6wacU40

P「ち、千早……!?」

 突然だったからだろう。プロデューサーはあっさりしりもちをつき、顔を困惑させている。

以下略



116:>>114 訂正[sage saga]
2013/04/05(金) 10:22:02.91 ID:0R6wacU40

P「千早、あのな……」

千早「顔、どうかしたんですか……?」

以下略



117:>>114 訂正[sage saga]
2013/04/05(金) 10:23:24.99 ID:0R6wacU40
千早「「え?」じゃありません。
   ……約束していた時間、とっくに過ぎているじゃないですか」

P「あ、ああ……そうだな……」

以下略



118:>>117は訂正じゃありません[sage saga]
2013/04/05(金) 10:25:47.69 ID:0R6wacU40

P「……無理だ」

 けど、その言葉を聞いたからかあちこちにさまよっていた
プロデューサーの目の焦点は私に定まり、明確な拒絶を告げる。
以下略



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