159: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:49:35.50 ID:TvJv0Pak0
あとはこの扉の向こう。屋上だけだ。
奉太郎(頼む……。いてくれ!)
俺は恐る恐る扉を開ける……。
160: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:51:03.32 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「千反田ぁ……」
俺はベンチでうなだれていた。
もう気力は残っていなかった。
161: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:52:26.01 ID:TvJv0Pak0
える「折木、さん……?」
奉太郎「ちたん、だ……?」
俺は声のするほうを向いた。
162: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:54:04.80 ID:TvJv0Pak0
俺と千反田は歩きながら話していた。
千反田が何処へ行っていたのかと言うと……。
何のことはない。
163: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:55:14.20 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「いいんだ」
俺は言った。
奉太郎「ちょっと心配になって、探し回って疲れただけだ。あまり気にするな」
164: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:56:51.48 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「でも千反田……」
俺は並んで歩く千反田の肩を抱き寄せた。
える「あっ……」
165: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:58:02.08 ID:TvJv0Pak0
お終いです
おまけもあるよ
166: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 13:59:07.82 ID:TvJv0Pak0
おまけ
昼食を済ませた俺たちが、店を出たのが午後1時。
奉太郎「どうする? もう帰るか?」
167: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:00:10.41 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「何処だ? ここから近いのか?」
える「はい、確か。……折木さん折木さん」
千反田が、俺に近くに来るよう手招きをする。
168: ◆axh.jP1Twpjg
2012/09/17(月) 14:01:01.81 ID:TvJv0Pak0
奉太郎「よし、それじゃあ行ってみるか」
える「はい、お願いします!」
連れ立って歩き出す。
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