過去ログ - 雪歩「その手」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:03:48.80 ID:+1h5mk+to

タイミング悪く、メインのよくわからない名前のお肉が運び込まれる。

お皿がテーブルに置かれる音が、
どこか気取ったざわめきの中に溶け込んでいった。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:04:55.68 ID:+1h5mk+to

「やっぱり、男はだめか」

「はい、あと犬も」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:05:37.34 ID:+1h5mk+to

もうきっと、これでおしまいだ。

視線を落とすと、手つかずのメインディッシュが揺れていた。

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:06:34.38 ID:+1h5mk+to

たぶん、決定打。

でも、これでいいんだ。

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:07:11.65 ID:+1h5mk+to

その作業を一通り終えると、私は何気なしに外の薄暗い通路を見た。

慌ただしく行き交う案内係や給仕係の人。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:07:42.45 ID:+1h5mk+to

「なあ雪歩」

プロデューサーの声が私を引き戻す。

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:09:18.35 ID:+1h5mk+to

「プロデュースがダメでも、現場やレッスンについて行くくらいはいいだろ?」

それくらいなら負担にはならないかな。

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:10:15.38 ID:+1h5mk+to

思わず叫んだ。

「どうして? どうしてそこまでしてくれるんですか?」

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:11:03.94 ID:+1h5mk+to

「また、その先を教えてくれないか。
雪歩がいないとダメみたいなんだ、俺」

目の奥が急速に熱を帯びていく。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:12:02.61 ID:+1h5mk+to

―――

「ありがとうございました」

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/17(月) 15:12:41.38 ID:+1h5mk+to

「もう笑った」

そう言ってプロデューサーは前を向き直す。

以下略



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