31: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/10/01(月) 02:38:48.36 ID:OoeWSQId0
その全てを言い終えて、アクアは一つ大きな吐息を漏らした。
対するマミは、どこか困惑した表情を浮かべたままアクアの問いに答えた。
「ほとんどの質問には答えられると思うわ。でも、多分かなり時間がかかると思う。
だから、一度場所を変えないかしら。私の家なら人目にもつかないと思うわ」
「……なるほどね、おおっぴらには出来ない話ってわけだ。いいよ、案内してよ」
32: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/10/01(月) 02:41:35.24 ID:OoeWSQId0
「あんたも送って行ってやったほうがいいんじゃないの?」
どうにも頼りない二人の様子を見て、アクアはマミにそう言った。
けれどマミは何も言葉を返すことはなく、そのままその場に蹲ってしまった。
「――っ、ァ。はぁ……ッ、く、う、うぅ……」
33: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/10/01(月) 02:43:42.35 ID:OoeWSQId0
「んぐ……けほ、ちょっと、一体何を飲ませたの!?」
「ん?アメ玉」
「えっ」
その言葉に、元々青白かったマミの表情が更に白く、いっそ蒼白といえるほどに変わる。
一瞬の交錯であるとは言え、マミもまたアクアの戦う姿を目撃していた。
34: ◆HvWr2kWl99Dz[saga sage]
2012/10/01(月) 02:44:53.82 ID:OoeWSQId0
彼女――暁美ほむらは、その一部始終を病院の屋上から眺めていた。
「今回は、巴マミが生き残った。でも、あの状態の巴マミが、一人であの魔女を倒せるとは思えない。
だとしたら魔女を倒したのは……」
35: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/01(月) 02:51:57.18 ID:OoeWSQId0
今更ながらに追加事項ですが、この話はかなりバトルが多めになりそうな感じです。
というか、いろんなバトルを書いてみたいというのもこの話を始めた動機だったりもしますので。
多分オリジナルな魔女とかも出てくるんじゃないでしょうかね。
>>25
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/10/01(月) 05:40:49.13 ID:xiFSjvtlo
少女マテリアルのクロスと思った私は心が汚れている
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/01(月) 06:05:43.24 ID:W8J6gZMTo
乙
原作ではまあ…序盤から出てきた最強の攻撃魔法さんは
後発の強敵のかませになっていたからしゃあないね
このSSではBBJさんが活躍できますよーに
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/01(月) 06:51:10.26 ID:JFEZpvxDO
会話会話が繋がってるから読みにくいから改稿をちゃんと上手く利用して読みやすくしてほしい
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/01(月) 15:41:30.71 ID:3CykAxJj0
マテリアルパズルを読んで、>>1は知っているか知らないけどRAVEと相性がいいんじゃないかと思った
謎の生物やいきなりのギャグ展開のノリや少年漫画らしいさとか。ジール・ボーイ対レッドが見たい
とりあえずこのスレに期待!
40: ◆HvWr2kWl99Dz[saga]
2012/10/03(水) 13:31:26.31 ID:KNNecZwLo
平日昼から投下をしてもいい、それが自由というものだ。
では、投下行きます。
41: ◆HvWr2kWl99Dz[sagesaga]
2012/10/03(水) 13:35:25.28 ID:KNNecZwLo
かくして、魔法少女と魔法使いは連れ立って帰路を辿る。
だが、アクアにとってここはまるで見知らぬ地である。当然大人しくいていられるわけもなかった。
「ねえねえ、マミ。ありゃ何だい!?」
遠くに見えるビル街を見て、可愛らしい装いのファンシーショップを見て
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