過去ログ - 天国に一番近いほむら
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133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:13:36.24 ID:JvrwFIkro
【夜/ほむらのアパート】

 コンビニの袋を手に提げて帰ってくる天童。
 ヴァイオリンを横たえ、ソファで眠っているほむらを見つける。
 毛布をかけてやる天童。
以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:15:07.47 ID:JvrwFIkro
【期限当日・放課後/病院・屋上】

 ほむらがヴァイオリンを弾いている。
 それを聴いている恭介、天童、病院スタッフ。
 演奏を終え、恭介を見るほむら。
以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:16:33.61 ID:JvrwFIkro
天童「命題はお前が演奏をものにすることじゃねえ」

天童「さやかちゃんに聴かせなきゃクリアできねえんだぞ」

天童「あと30分と少しで、それができるのか?」
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:18:15.04 ID:JvrwFIkro
【病院】

 がらんとした病室。

さやか「今日も空振りか……」
以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:19:54.55 ID:JvrwFIkro
看護師B「でも、その意味ではもう一人の子だって同じじゃない」

看護師A「わかってないわね。今の子が来たちょうどその日に先生が宣告したのよ」

看護師A「『もうヴァイオリンは弾けない』って」
以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:21:30.03 ID:JvrwFIkro
【病院・屋上】

 屋上に到着したさやか。
 足音も荒くほむらに近づく。
 さやかに気づいて手を止めるほむら。
以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:23:02.52 ID:JvrwFIkro
さやか「キュゥべえと契約してなくてよかった」

さやか「どうして自分の願いで転校生を幸せにしなきゃなんないのさ!」

さやか「もう絶対、契約なんてしない。恭介の手なんてこうすればずっと治らないんだ!」
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:24:28.41 ID:JvrwFIkro
さやか「邪魔するな!転校生」

ほむら「頭を冷やしなさい、美樹さやか」

ほむら「感情に身を任せて状況を見つめられなくなるのはあなたの欠点」
以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:25:43.32 ID:JvrwFIkro
 ――曲の流れをみて、同じ音符でも強弱や硬さを変化させるんだ――

 ほむらがイメージするのは今日という一日。
 日付は同じなのに、時を遡るごとにさまざまな過ごし方をしてきた。

以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:27:02.70 ID:JvrwFIkro
さやか「そ――それが、何だっていうのさ」

恭介「暁美さん。もしかして、『心を動かしたい友達』って、さやかのこと?」

さやか「えっ?」
以下略



143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/04(日) 09:28:16.56 ID:JvrwFIkro
さやか「じゃあ、恭介を横取りするつもりなんかじゃなかったってこと?」

 黙ってうなずくほむら。

さやか「そんな。だったらあたし、勝手に誤解して、勝手に恭介が取られると思い込んで」
以下略



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