29: ◆Tou2G.k9G331[sage]
2012/11/11(日) 01:38:41.53 ID:6/MOeH3h0
こんなファッティなssを読んでくれている人がいたら甚謝します。
不満等が有ったら改善したいと思いますのでお気軽にどうぞ。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(田舎おでん)[sage]
2012/11/11(日) 01:57:31.69 ID:jx6b0wdlo
よきにはからえ
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/11/11(日) 06:22:52.84 ID:VXtROTH8o
好きだぞ
32: ◆Tou2G.k9G331[saga]
2012/11/15(木) 00:29:00.54 ID:7Yq0nTdU0
風呂から上がった後、私はフィリアに此処から立ち去ると伝えた。
私が長居すれば彼女たちに迷惑をかけることになるからだ。
「お気遣い頂かなくても結構ですのに……」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:36:46.08 ID:7Yq0nTdU0
その次の瞬間には、私の身体は地に伏していた。
側頭部に鈍痛が走り、視界は幾重にも歪んでいた。
頭部に甚大な衝撃を受けたのだと理解するまでにかなりの時間を要した。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:44:21.57 ID:7Yq0nTdU0
私は身体を奮い立たせて跳ね起きた。
私が未だ存命なのに驚愕したのか、相手は大幅に距離を取った。
「……劣悪種の分際で呪術を刻印してるのか」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 00:49:58.17 ID:7Yq0nTdU0
「……お前、泣いているのか?」
言葉につられて頬に触れる。
透明な雫が指を濡らしていた。
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 01:00:22.74 ID:7Yq0nTdU0
黒エルフは観念したというように肩を竦めた。
「……殺そうとした。二回ほど。しかし私はお前の事を案じて――」
「紅鬼様、お怪我はございませんか?」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 01:09:10.76 ID:7Yq0nTdU0
「……お二人が人間を嫌うのは尤もですが、だからといって紅鬼様に罪が有るわけでは無いでしょう」
それは分からない、と私は思った。
「……『それ』は私たちが忌避する獰悪な呪術を身体に宿してるんだぞ。私たちに無関係な人間であるわけがない」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/11/15(木) 01:20:16.66 ID:7Yq0nTdU0
「……紅鬼様、お行きになる処が無いのでしたら此処にお住まいになってください。小さくて粗末な処ですけれど」
彼女は私が思ってもみない事を提案する。
「……何を言ってるんだ。白痴にでもなったのか」
39: ◆Tou2G.k9G331[sage]
2012/11/15(木) 01:25:44.13 ID:7Yq0nTdU0
早く投下できるように頑張ります。
おやすみなさい。
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