16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/10(土) 19:46:17.02 ID:U8IIs9aDO
ざわっ、と男の背中に悪寒が走った。
男「……っ!」
あわてて、男は背後の気配に振り返る。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/10(土) 20:06:35.91 ID:U8IIs9aDO
男「まあ基本は無視でいいさ。
それより、せっかくファミレスで無駄な時間を過ごしているんだから、悪魔探しの……プロファイリングかな?
それをやってみないか?」
少女「い、いいんですか? 女さんを放置しておいて」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/11(日) 18:38:54.06 ID:lTEsskoDO
…………………………
男「まずは犯行場所か。
君がうろついているという事は、やっぱり県内とかで起きているのか?」
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2012/11/11(日) 20:12:41.35 ID:lTEsskoDO
渡されたプリントの束がズレて、後ろのプリントがちらと見えた。
そしてそこに見知った顔を見て、男は思わず声を上げていた。
男「女さん!?」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/11(日) 21:26:33.61 ID:lTEsskoDO
男「それで女さんは浮遊霊になって……」
女「……」
男が背後の女へと振り返る。
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2012/11/11(日) 22:12:02.49 ID:lTEsskoDO
〜 正午前・家 〜
その後、二人は家へと戻って来ていた。
少女「それで、これからどうしますか?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/11(日) 22:42:59.17 ID:lTEsskoDO
…………………………
男「浴槽で溺死。川で溺死」
少女「貯水池に落ちて溺死。そして女さんもまた……」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/12(月) 21:53:04.82 ID:HIsFg2eDO
男「まず整理しよう、犯行は全部市内で起きているな?」
少女「はい」
男「むう……ところで、悪魔は君みたいな『悪魔を見つけて強制送還する存在』を知っているのか?」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/12(月) 22:42:28.99 ID:HIsFg2eDO
…………………………
男「……出来た」
付けられた×印は三つ。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/11/12(月) 23:34:32.51 ID:HIsFg2eDO
…………………………
少女「本の精霊である私を書き記してくれた方は、それはそれは偉大な魔術師でした」
あれから落ち着いた少女は、やはり例によって一つ咳をついてから、男に自分の身の上を話し始めた。
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2012/11/12(月) 23:52:35.14 ID:HIsFg2eDO
〜 市内中央 〜
男と少女、そして女の幽霊の三人は市内中央へと来ていた。
少女「来ましたね!」
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