過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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839:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 23:13:58.50 ID:hPuuzhub0
そういえば、今気がついたのですが騎士の表記がいつの間にか女騎士と混ざって男騎士という名になっていました。
今回から直して起きます。紛らわしくて申し訳ないです。


840:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 23:22:43.32 ID:hPuuzhub0
……



男たちが北方の前線へと配属されてから二ヶ月の時が過ぎようとしていた。絶望の初陣を終えたあと、大きな戦闘が二、三度ほど行われたが基本的には互いに睨み合いを続け、たまにある小競り合いで負傷者を出しながら相手の様子を伺うという膠着状態が続いていた。
以下略



841:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 23:23:09.44 ID:hPuuzhub0
女エルフ「死ね、死ね! 貴様らのような汚らわしい種族はこの世界に存在するべきではない! きっと我が同胞たちが貴様らに裁きを下すはずだ!」

男兵士B「聞いたか! 裁きを下すだってよ。笑わせるぜ。なんだったら、今すぐにでも下してくれたっていいんだぞ?
 ほら、どうしたよ。なんだ、お前の仲間たちはこんなピンチな状況を黙って見過ごすような玉無し野郎か? なっさけねえな。
 あっはっはっはっは!」
以下略



842:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/15(土) 23:42:16.56 ID:hPuuzhub0
男「騎士……帰ったよ。君の分の食事は机の上に置いておくから」

 自身に割り振られた建物の一室に入り、男は中にいる騎士へと声をかける。だが、今の騎士に男の声は聞こえていない。

騎士「ほら、大丈夫。もう大丈夫だから」
以下略



843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 00:03:33.11 ID:b22kecLo0
男「……女、隊長……」

 膝を抱え、顔を俯け、愛していた者の名を呟く男。もはや誰の目にも彼の限界が近づいているのは明らかだった。
 そのまましばらく男はその場から動かなかった。シンと静まり返る周り。まるでこの世界に自分一人しか存在しないような気分だと男は感じた。
 だが、そんな彼の元に一つの人影が近づいてきた。
以下略



844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 00:20:43.05 ID:b22kecLo0
男「それで、要件はなに?」

 女騎士を顔を見ないようにしてさりげなく男は問いかけた。正直、彼女のような魅力的な女性が隣にいてまともに顔を見てしまってはこれ以上本能を繋ぎ留める理性を抑えておくことができそうになかったからだ。

女騎士「あ、うん……。その、なんだ……」
以下略



845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 01:00:58.14 ID:b22kecLo0
男「あ、えと。これは……」

 しどろもどろし、己の行動の理由を探す男。慌てふためく彼の様子を見てそれまで呆然としていた女騎士は思わず苦笑した。

女騎士「何をそんなに慌てているんだ。全く、男は可笑しいな」
以下略



846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 01:05:29.26 ID:b22kecLo0
女魔法使いのところまで書きたかったですが、さすがに限界ですので今日はここまでで。おやすみなさい。


847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/16(日) 01:25:27.62 ID:uXIEF+w0o

男女が同じ戦地へ行ってるって所からなんとなく予想はしてたかが…
やっぱり俺はこういう関係があまり好きになれないな…


848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/16(日) 01:33:51.23 ID:SBqH31860
乙!
愛や肉欲とかそういった類じゃなくて
本能に根ざしたものらしいしな、子孫を残さなければ!とか…


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