22:絶ゴミ014 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/14(月) 14:01:44.02 ID:CDL3+jf90
「えっ、ウソやろ!?」
「もういっちょ!」
驚いている隙に、葵の足にたむろのロープが絡まった。
23:絶ゴミ015 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/14(月) 14:02:37.25 ID:CDL3+jf90
今回のテストのように状況しだいでは葵を上回る能力だ)
皆本はたむろの能力をそう分析した。
「HCIAは一体、どういう能力開発をしていたのかナ?」
24:絶ゴミ016 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/14(月) 14:04:30.53 ID:CDL3+jf90
バベル本部の最寄り駅改札で、紫穂は待ち受けていた。
「はじめまして、元HCIAの背古井です」
能面のような顔をした男が、背筋を曲げないビシッとした挨拶をした。
25:絶ゴミ017 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/14(月) 14:05:40.45 ID:CDL3+jf90
「背古井さんは超能力者ではないのよね?」
志穂は背古井に聞いた。超能力者相手には接触感応がやりにくい場合がある。
違和感の原因をそれではないかと思ったのだ。
26:絶ゴミ018 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/14(月) 14:06:28.70 ID:CDL3+jf90
さっき志穂が接触したとき、背古井は給料のこと以外には仕事のことしか
考えていなかった。雑念が少なかったことが情報量が少なく感じた原因のひとつだ。
「犯罪の可能性が高いというのはわかるけど、組織的?
どちらかと言えばただの愉快犯のように思えるわ」
27: ◆59WingzUMY[saga:sage]
2013/01/14(月) 14:08:35.30 ID:CDL3+jf90
本日のアップはここまでです
グリシャムらが属する組織は絶チル原作では単に「中央情報局」となっていますが
このSSの中では「コメリカ中央情報局(CCIA)」とします
28: ◆59WingzUMY[saga:sage]
2013/01/14(月) 14:22:22.88 ID:CDL3+jf90
うわ、最悪の間違いしてます
×志穂 → ○紫穂
脳内修正お願いしますm(_ _)m
29: ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/17(木) 00:08:57.21 ID:H4lV2cO10
レスなしにもめげずにアップするぜ
30:絶ゴミ019 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/17(木) 00:09:55.72 ID:H4lV2cO10
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「五味たむろクン、炎上寺由羅クン、キミ達二人は今日からバベルの特務エスパー
としてチームを組んでもらうヨ。チームには『ザ・ダストスパート』のコードネーム
31:絶ゴミ020 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/17(木) 00:15:38.92 ID:H4lV2cO10
皆本の前の前任者たちは『ザ・チルドレン』のあまりのきかん坊っぷりに呆れて
すぐ辞めてしまうか、そうでなければ病院送りになったりノイローゼになったりして
仕事ができなくなってしまったのだ。
皆本にとって、『ザ・チルドレン』が慣れない大人の指揮下でやっていけるか
どうかも不安だったが最大の不安は背古井の身の安全だった。
32:絶ゴミ021 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/17(木) 00:17:03.43 ID:H4lV2cO10
紫穂はスラスラとそう答えたが、ウソである。本当は彼女達の言う「少佐」が
どうなっているのか知っているが口止めされているのだ。
「そっか……ところでさ、あたしたちもかもしんないけど、
今日は薫と葵も元気ないね」
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