158:絶ゴミ109 ◆59WingzUMY[saga]
2013/03/23(土) 23:20:46.19 ID:qgxOzbDG0
そして、ほたるは立ち上がった。
「うん、こんな遅くまで本当にありがとう」
「お大事にね」
159:絶ゴミ110 ◆59WingzUMY[saga]
2013/03/23(土) 23:21:29.04 ID:qgxOzbDG0
「まあ役所らしい仕事っていったらそうだけどな」
たむろはさっそく駐車されているトラックのナンバーの確認を始めた。
「本来の君たちの仕事じゃないことはわかっている。
160:絶ゴミ112 ◆59WingzUMY[saga]
2013/03/23(土) 23:22:20.32 ID:qgxOzbDG0
「甘い!」
由羅はトラックの荷台から運転席の後ろへ、車の外壁を突き抜けて腕を伸ばし、
運転をしている男の頭をつかんだ。
161: ◆59WingzUMY[saga]
2013/03/23(土) 23:23:00.42 ID:qgxOzbDG0
と、いうわけで季節柄いろいろあって久々のアップになってしまいました
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 00:07:45.74 ID:t/9l9TgEo
乙
いよいよ樹海編ですか
期待
163:絶ゴミ113 ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:13:59.39 ID:4cRv0cfS0
「・・・・・・と、言うわけでたむろくんの行方がわからなくなってからすでに
24時間以上が経っています。他のチームによる捜索では手がかりもつかめず、
我々の出動となりました」
背古井の言葉を、『ザ・チルドレン』の三人はいかにも疑わしいといった表情で
164:絶ゴミ114 ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:15:07.47 ID:4cRv0cfS0
薫はつぶやきつつ、気がついた。
だからこそ、この場所での任務に『ザ・ダストスパート』が選ばれたのだと。
「皆本はん、落ちこんどるかもなぁ」
165:絶ゴミ115 ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:15:52.63 ID:4cRv0cfS0
その機影を確認した薫は、葵と紫穂を念動能力で持ち上げ、自分に引き寄せた。
そしてすぐさま、葵が自分ごとあと二人をテレポートさせる。
『ザ・チルドレン』の三人の、いつもの手馴れたチームワークである。
166:絶ゴミ116 ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:16:37.63 ID:4cRv0cfS0
「それを知ったたむろくんは、走った。 そして、係員に掴みかかり言ったのだ。
『オレがこいつを引き取る』とな……それ以来、駄ブルは彼のペットになったのだ」
「ええ話やー!」
167:絶ゴミ117 ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:17:25.82 ID:4cRv0cfS0
どうやら『ザ・チルドレン』に付けた通信機から話は聞いていたらしい。
「その点は心配いらない。今日は私は休暇をもらっている。
今回のことはたむろくんの友人として、私個人の私的な協力だ」
168: ◆59WingzUMY[saga]
2013/04/06(土) 18:17:59.08 ID:4cRv0cfS0
ようやく更新
遅くてスイマセン
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/06(土) 19:17:46.90 ID:7wE1ij4Ko
乙
駄ブルきたー
170:絶ゴミ118 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:39:27.55 ID:lAzAdbvB0
「ふむ、かなり山奥まで入ってしまったようだね」
グリシャムがつぶやいた。
先導する駄ブルはひたすらたむろの臭いを追って、歩き続ける。
171:絶ゴミ119 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:41:54.41 ID:lAzAdbvB0
「象でも出ない限り、安心ということだね」
「ハハッ、グリシャムさん、日本に象はいませんよ」
グリシャムの言葉に、背古井は余裕を持って笑って見せた。
172:絶ゴミ120 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:45:56.54 ID:lAzAdbvB0
が、薫と由羅の二人は象からいっさい視線を離さず、むしろ自分からにらみつける
ように象と視線を合わせた。
「薫っ、今の超度4相当の念動能力では危険だ!」
173:絶ゴミ121 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:47:13.17 ID:lAzAdbvB0
「ちょっ、薫ちゃん! 怪我はないから!」
「いや、でもよく確かめないと!」
「そんなこと言って、薫ちゃんは見たいだけでしょ!」
174:絶ゴミ122 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:52:27.75 ID:lAzAdbvB0
背古井が首をひねる。
「あ、危ないわ!」
そうしている間にも象の鼻が落とし穴の下から伸びてきた。
175:絶ゴミ123 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:57:20.37 ID:lAzAdbvB0
---------------
「ふむ、それで人を探しにこの樹海に入ってきたわけじゃな?」
176:絶ゴミ124 ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/29(月) 23:58:18.11 ID:lAzAdbvB0
老人の言うことはもっともだった。
「この辺りが一番、樹海の超能力を阻害する効果が強いようだ。
ミス・ノガミでも一気に外に出るようなテレポートは不可能だろう」
177: ◆9ykK02ROec[saga]
2013/04/30(火) 00:02:04.28 ID:bA6gRhel0
ひさびさの更新はここまで
あれ? なぜか鳥が変わってる?
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/30(火) 10:00:22.56 ID:iDhPpUdQo
更新乙です
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