過去ログ - かずみ「from Connect to Luminous」
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2013/01/26(土) 22:36:46.48 ID:rV1mNpfso
街頭の光と光の間で、カオルが不機嫌そうに言った。
山吹色の瞳がすぐ目の前に広がる暗がりを凝視している。
それを見て、かずみは違和感に気付いた。
以下略
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2013/01/26(土) 22:37:56.94 ID:rV1mNpfso
>>27
失礼、こちらです
以下略
29
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2013/01/26(土) 22:38:40.28 ID:rV1mNpfso
「……あーあ、厄介なのに見つかったな」
「え?」
以下略
30
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2013/01/26(土) 22:39:38.33 ID:rV1mNpfso
瞬間、言葉に出来ない異様な感覚が全身を包み込んだ。
それはぬるいお湯の中に身体を投げ出すのに似ているかもしれない。
と言っても、かずみにはお湯に身体を投げ出した記憶はない。
脳に残る知識としての記憶と脳から失われた物語としての記憶が生み出す矛盾だ。
以下略
31
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2013/01/26(土) 22:40:13.87 ID:rV1mNpfso
すうっと深呼吸。
「つまり、わたしたちは正義の味方であれは悪の怪物ってこと?」
以下略
32
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2013/01/26(土) 22:40:43.43 ID:rV1mNpfso
それに気付いた"ナニカ"がふたたび手のひらを、しかし今度は宙へ向けて構えた。
カオルはそれを見ても笑顔を崩すことなくその場で屈むように膝を折り曲げ、両手を後ろに引く。
そしてそのまま両の手のひらを自分の後頭部へ向けて押し出した。
両手が輝き、同時に空間が叩かれ、反動でカオルの身体が震える。
以下略
33
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2013/01/26(土) 22:41:57.78 ID:rV1mNpfso
さらりと言ってのけるカオルにかずみはふたたび驚嘆の声を浴びせた。
これは知識としての記憶にも無い常識外の出来事だ。
しかし、常識外と言っても理解不能というわけではない。
以下略
34
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2013/01/26(土) 22:42:27.89 ID:rV1mNpfso
カオルは逡巡した素振りを見せた。
答えに窮して、なにやら口ごもっているのだ。
同じ魔法少女――らしい――なのだから口ごもる必要性は無いはずだが。
そうこうしている間に辺りの景色がぐらぐらと揺れて変化し始めた。
以下略
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2013/01/26(土) 22:43:13.20 ID:rV1mNpfso
● ● ●
「すっご〜〜〜〜〜い!!」
以下略
36
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/01/26(土) 22:43:40.57 ID:rV1mNpfso
意地悪だとは思わない。
カオルはカオルなりに普段のように接しているだけなのだと分かっているからだ。
特別扱いしないことでかずみの心を傷付けないようにしている。
その思いやりがかずみには嬉しかった。
以下略
37
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/01/26(土) 22:46:56.99 ID:rV1mNpfso
投下終了。
以下どうでもいいこと
次回あのキャラが登場
以下略
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