33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/28(月) 16:06:45.61 ID:J8ITMHgIO
「本当なの?何だか嘘ついてる気がするの」
美希は目を細めて、俺の事を観察でもするように見る。
このままでは俺がホモではないと、ばれてしまう。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 16:07:42.81 ID:J8ITMHgIO
俺が血迷っていると、事務所の扉が、乱暴に開けられた。
「失礼するぜ」
そう言いながら、あまとうが入って来た。
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/28(月) 16:15:52.29 ID:J8ITMHgIO
あまとうは事務所を、見渡してから言う。
「ここじゃ、言いづらいから、…ちょっと外に行こうぜ」
「嫌だ」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 16:27:56.12 ID:J8ITMHgIO
急いで俺は、あまとうに駆け寄った。
そして、あまとうの口を、俺の手で塞ぐ。
これで何も言えまい、このまま事務所の外に、放り出してやる。
「うわっ!!」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 16:44:15.30 ID:J8ITMHgIO
美希が、やっぱり嘘だと言いたげな目で、俺を見る。
「すっ、すまないな、冬馬。俺ってツンデレだから」
あまとうは、俺の差し出した手を、嬉しそうに握る。
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:24:25.15 ID:J8ITMHgIO
一体、何て答えようか。
事務所の扉まで来ると、真が、ひょこっと、現れた。
無表情で、マックシェイクを飲んでいる。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:31:37.30 ID:J8ITMHgIO
******
カシャッ
シャッターを押すたびに、照明よりも、更に明るいフラッシュが、真と雪歩を照らす。
雪歩は、純白のウエディングドレスを着ている。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:34:33.87 ID:J8ITMHgIO
真と雪歩は丁寧に、カメラマン達に挨拶をして、こちらに来る。
「おつかれ、真、雪歩」
「お疲れ様ですぅ」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 17:45:44.41 ID:J8ITMHgIO
*******
「じゃあな、雪歩」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/28(月) 20:01:42.80 ID:dSlz8ytco
続きはまだですかねえ
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/28(月) 20:51:38.51 ID:YXQH4F4co
「それがどうかしたか?」
「…やっぱり、男の人は雪歩みたいな子が、好きなんですか」
「んー、それは、そいつの好みによるけど…嫌いな奴はあんまりいないと思うぞ」
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