過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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223: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 21:48:32.88 ID:PmmtD5V30

隊長の口から告げられたことに対して二人は大いに首をかしげる。
大規模な作戦が事前に自分たちに連絡が来ることもなく、今日の夜に突然決行されようとしているのだ。
しかも『鎮圧』作戦。何処を鎮圧するのかは判らないが、かなり物騒な話になりそうである。

以下略



224: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 21:51:06.44 ID:PmmtD5V30

人体実験。しかも学園都市で認められていない物と来た。


人体実験自体はそれ程珍しい物では無い。
以下略



225: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:09:07.03 ID:PmmtD5V30

――――『まとも』な研究者であれば。



以下略



226: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:12:19.32 ID:PmmtD5V30

隊長は当時のことを思い出し、苦々しげに顔を歪めながら語る。
相当酷いことがあったのだろう。でなければここまで不快の感情を表に出すことはあるまい。
黄泉川達が関わることになる作戦も、彼が経験したことと同じような物なのだろうか?

以下略



227: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:20:53.38 ID:PmmtD5V30

隊長「・・・・・・怖いか?」



以下略



228: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:22:17.38 ID:PmmtD5V30

黄泉川「・・・・・・そんなことはないじゃんよ。 子供達を守るのが私達『警備員』の役目じゃん」

黄泉川「一々びびってたりなんかしたら、この役目は務まらないじゃん」

以下略



229: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:23:59.27 ID:PmmtD5V30

腫れた顔の治療を終えた先輩が部屋に戻ってくる。
左の頬に大きな湿布が貼られており、全体の四分の一の面積を占めるほどだ。明らかに使いすぎである。
さらにはテープが不格好な形であちこちに貼り付けられているために、尚更痛々しい風貌になってしまっている。

以下略



230: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:25:00.42 ID:PmmtD5V30

独自の超理論を披露して自分の行いの正当性を主張する先輩。
確かに心と肉体には密接な繋がりがあり、心を強く保つことで癌などの重病も快方に向かいやすくなると言われているが、
果たして、ただの打撲にもその効用があるのかと言われると少し疑問である。
第一、学園都市製の医薬品を使えば大抵の負傷はものの数日で完治してしまうのだから、
以下略



231: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:25:49.32 ID:PmmtD5V30

そう言い捨てて美鈴はスタスタと足早に部屋を出て行ってしまった。
その後に続いて黄泉川も一緒に部屋を去る。その様子を見て、先輩はやれやれといった感じで溜息を漏らした。


以下略



232: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:33:11.11 ID:PmmtD5V30

隊長「何ですぐ中に入ってこなかったんだ? 俺が過去の話をする前にはもういただろ?」

先輩「いや、隊長の話を聞いてあの二人がどんな反応をするか興味があったんでね」

以下略



233: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/04/21(日) 22:39:25.87 ID:PmmtD5V30

先輩「今回はどのくらい集まるんですか? あの時は確か20人くらいでしたよね?」

隊長「この支部を含めて4つ、人員にすれば80人くらいといったところか」

以下略



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