過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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732: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:11:54.34 ID:PWzUOfhe0

土御門「アンタの魔術は『精霊魔術』だったか。 詳しくは知らないが、それ程の数の術式を使わなきゃいけないものなのか?」

パチュリー「魔力に属性を付加するには色々なプロセスを踏まなきゃいけないのよ。 
      下手すれば精製した魔力に自分が蝕まれることもある、とても危険な代物なの」
以下略



733: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:15:18.98 ID:PWzUOfhe0

同じ話題を共有することが出来る相手が居ないというのは寂しいものだ。


『共通の話題』というものは、人間関係を生み出す切欠ともなり得る。それは魔術師同士であっても変わらない。
以下略



734: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:16:27.61 ID:PWzUOfhe0

今回の騒動の発端となった魔術師、レミリア・スカーレットのことを『レミィ』と呼ぶパチュリー。
随分と親しげな呼び名を使っているが、2人は一体どんな関係なのだろうか?


以下略



735: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:17:40.10 ID:PWzUOfhe0

パチュリーの表情は変化に乏しい。だが無感情ではない以上、何らかの変化は絶対にあるのである。
そして土御門はスパイであり、人の表情の変化を見る技術に長けた男だ。
表情の僅かな動きから、パチュリーとレミリアに何か関係があることを何となく感じ取っていたのだろう。

以下略



736: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:25:43.21 ID:PWzUOfhe0

未来から目を背けて過去に縋るようになっては終わりだ。
過去はあくまで過去であり、自分たちが見据えなければならないのは未来である。


以下略



737: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:41:03.29 ID:PWzUOfhe0

パチュリー「能力開発の副作用で魔術が使えないそうね?」

土御門「全く、という訳じゃないが、使う度に血を吐くことになる。 『標的』とやり合うことが出来るような代物じゃない」

以下略



738: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:41:41.71 ID:PWzUOfhe0

パチュリーは持病で『気管支喘息』を患っている。
今は飲み薬を飲むことで平常を保っているが、薬効が切れると些細な環境の変化でも発作が起こる状態になってしまう。
そして一端発作が起こってしまうと呼吸困難で立って歩くこともままならなくなり、最悪の場合死に至る危険もあるのだ。

以下略



739: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:43:15.73 ID:PWzUOfhe0

パチュリー「それは仕方ないわ。 戦闘になっても周囲への被害が少ない場所はあそこしかなかったのでしょう?」

パチュリー「戦った拍子に何かを壊したことが原因で、イギリス清教と学園都市の間に亀裂でも入ったら目にも当てられないもの」

以下略



740: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 22:49:13.59 ID:PWzUOfhe0

土御門「で、だ。 オレの役割だが、『標的』の住む家に居る『標的の妹』を捕縛だ」

パチュリー「レミィの妹……フランドールね」

以下略



741: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 23:00:19.32 ID:PWzUOfhe0

十六夜咲夜の『懐中時計』。その力は対象となったものの時間を操作することが出来る。


その言葉を聞くだけならば、おそらく学園都市の第三位の『超電磁砲』に対しても互角に張り合うことが出来る強力な能力だ。
以下略



742: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/29(日) 23:01:54.68 ID:PWzUOfhe0

パチュリー「……対処策は?」

土御門「もし十六夜咲夜が『標的』に味方に付いているとすれば、おそらく『標的』は彼女に妹の警護を命じて家を出るだろう」

以下略



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