過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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897: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:14:14.83 ID:Ma1cuYE70

不死の薬「咲夜さん、起きているかしら?」

咲夜「はい、先生」

以下略



898: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:20:12.11 ID:Ma1cuYE70

不死の薬「体の調子はどう? 頭が痛いとかあるかしら?」

咲夜「いえ……大丈夫です」

以下略



899: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:26:43.68 ID:Ma1cuYE70

不死の薬「貴方に聞いておかなければならないことがあるの」

咲夜「何ですか?」

以下略



900: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:29:56.26 ID:Ma1cuYE70

頭を下げて謝罪する不死の薬を前に、咲夜は困惑の色を隠せない。


冥土帰しの不死の薬も、自分のことを思ってあの検査を実行したということは理解している。
以下略



901: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:31:53.49 ID:Ma1cuYE70

不死の薬「……そう、わかったわ」



以下略



902: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:32:55.60 ID:Ma1cuYE70

もし彼女が『思っていない』のであれば、説教でもして考えを改めさせることもできただろう。
しかし彼女は『知らない』のであり、命の尊卑を理解する上での土台――――『経験』が欠けているのだ。


以下略



903: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:37:50.83 ID:Ma1cuYE70

不死の薬(まぁとりあえず、このことは後々考えるとして……)

不死の薬「咲夜さん、検査はあんなことになってしまったけれど、何もわからなかったわけじゃないわ」

以下略



904: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:40:30.82 ID:Ma1cuYE70

話を聞いた咲夜は、そのまま視線を落として口を噤んでしまった。
そのまま一向に顔を上げようとしない。心なしか、体が少し震えているようにも見える。
その様子を見て、不死の薬は突然どうしたのかと一瞬考えたが、彼女はすぐさま一つの結論に至った。

以下略



905: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:43:38.54 ID:Ma1cuYE70

不死の薬「咲夜さん、話したくないのであれば落ち着いてからでも構わないわ」

不死の薬「他にもやるべきことはあるから、この件は後に回しても問題はないし……」

以下略



906: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/08(日) 22:45:14.82 ID:Ma1cuYE70

咲夜の決意の言葉を聞いた不死の薬は話の続きを促す。


彼女が大丈夫だというのであれば、それを信じるのも一つの患者の接し方だ。
以下略



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