332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/25(木) 07:37:45.68 ID:oYIDqIPwo
乙ー
333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/25(木) 11:48:08.74 ID:uLf5yxlro
おつ
334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/25(木) 23:23:21.76 ID:N5lHXJMP0
おつん。
335:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 23:55:47.73 ID:fByPSAUmo
「ちぇ」
有希は舌打ちすると手を伸ばして電話の子機を取った。
336:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 23:57:18.60 ID:fByPSAUmo
有希は黙ってあたしの身体を見下ろした。これからのあたしたちの上下関係を的確に教
えようとしているのだろうか、彼女はソファに横になったままじっとしているあたしを、
上から眺めていた。
337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/01(木) 00:00:17.31 ID:CfJ7xOZ2o
あたしは下着すら許されず全裸のまま両手を拘束されたのだ。
「・・・・・・本当に可愛いのね、唯って。やばい、失敗した。あんたを裸にして縛ったら面接
とかどうでもよくなっちゃったよ」
338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/01(木) 00:03:52.25 ID:CfJ7xOZ2o
有希と誰かの会話なんかには関心がなかった。というより今のあたしにはそんな余裕が
なかったのだ。とにかく落ちるところまで落ちそうな自分を立て直そうと、決心した今は
とにかくここを脱げ出そうとだけ考えていたからだ。
339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/01(木) 00:05:19.68 ID:CfJ7xOZ2o
「・・・・・・脅しているつもりなの?」
「そうだよ。俺だって安定した公務員の身分を賭けてるんだ。てめえみたいなガキの言葉
に騙されるわけねえだろ。脅しているに決まってるじゃねえか。おまえ、本当に太田さん
340:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/01(木) 00:06:06.40 ID:CfJ7xOZ2o
「いったいどうやってこれを」
「へえ、認めるんだ。あんたばかでしょ? こんな公園で昼間からやるなんてさ」
341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/01(木) 00:07:43.77 ID:CfJ7xOZ2o
「問題はその後だよ。奴が死んで手口の方は警視庁がだいたい解明したのだが、肝心の金
の流れがわからない。帳簿上は売り上げに計上されているくせに実際には全く入金されて
いない。こんなのは会計監査ですぐに発覚するはずだが、監査前に破綻しちゃったからな。
その金はどこに行ったのかね」
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