過去ログ - 京太郎「もつものと、もたざるもの」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:17:36.04 ID:8gIDJxBio
夏休み、大会中の空き時間中に携帯の麻雀アプリで麻雀を打っていた際に役無しドラ1の愚形聴牌を入れた際に両面への手替わりを見越して黙聴にしたところ、たまたま通りすがった和にひどく叱られたことがあった。

『京太郎手配』
123m23479s67799p ツモ5p ドラ1m

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:19:50.45 ID:8gIDJxBio
オカルトの風が吹き荒れるこのインターハイでいろいろと腹が据えかねるものがあったのか、滾々と和の口から湧き出る呪詛の言葉をあわてて押しとどめる。
思わずはっとなった和は軽く頬を染めながら軽く咳払いをする。

「……失礼しました」
「い、いや、別にいいけどさ。しかし……すまんな、和」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:23:53.43 ID:8gIDJxBio
和はその答えに思わず頭を抱えたくなった。将来の夢の1つに小学校の先生になりたい、そう思っているのにそんなに怖い人間、質問をしにくい人間だと思われていたとは……。
もう少しやわらかい態度を心がけるべきだろうか、そう自省しつつ幾許か表情を和らげた。

「……須賀君の中で私はそんなに怖い女、キツイ女だったんですか?」
「あー、いやー、そんなことは」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:27:48.62 ID:8gIDJxBio
「須賀君」
「な、何?」
「今は大会中だから無理ですが、大会が終わって、新学期になったら特訓です」
「うぇ?」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:28:40.60 ID:8gIDJxBio





以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:30:22.99 ID:8gIDJxBio
その一言でどれだけ救われたか、京太郎はそう思った。恐らく一番存在を軽んじられているであろうと思っていた和にそう言われて京太郎はひたすら麻雀の勉強に費やした。
大会中の雑用もこなしつつ、教本を読み、ネト麻を打ち続け自分なりに修練を続けた上でのこの1局であったが状況は前述した通りである。
だが、圧倒的不利な状況でも京太郎は何とかベストを尽くそうと足掻いていた。そして8順目。

『京太郎手配』
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/25(月) 02:30:51.96 ID:8gIDJxBio
(俺は、強くなれるのか。本当に?)


勝利への疑心という感情に


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/25(月) 02:32:26.87 ID:8gIDJxBio
本日はここまでです。専ブラだのなんだの整えていたためこんな時間&文章量少なめという二重苦。
また明日(今夜?)を目標に続きを書きに来ます。


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/25(月) 02:32:58.63 ID:v8VAp/PAO
期待してるで〜

おつです〜


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/25(月) 02:35:35.69 ID:yG7Qv/200
おつー
おもろいで! 期待しとるわー


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/25(月) 02:35:37.18 ID:8gIDJxBio
そうだ。肝心な注意書きを1に書き忘れました。


本SSは拙いながらも闘牌シーンみたいなものがありますが、その中で出てくる手や状況はすべて>>1が経験したものとなっております。
「んなことあるわけねーだろタコ!」と思われるかもしれませんが事実は漫画よりも何とやら精神で温く見守ってください。


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