959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:24:40.63 ID:D/J1TKXp0
190 :名無しくん、、、好きです。。。:2013/03/19(火) 23:56:22.54 ID:oB9zWCru
5pbは間違いなく後発マルチするし下手すると追加要素入れてくるから
正直様子見だな。シナリオよさそうなら買うかもしれんが。
191 :名無しくん、、、好きです。。。:2013/03/20(水) 11:10:04.73 ID:92g/3OUE
960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:51:54.59 ID:D/J1TKXp0
1時間半ほど前にプログラム最初の生徒同士の殺し合いによる死者が出た、C=06エリアの文学部棟。
その2階には、その時間よりも前からずっと人がいた。
津村翔平(男子12番)は文学部内礼拝室にいた。
ここは恐らく学生が日々礼拝を行う為に作られた場所だろう。
あちこちにステンドグラスがはめられ、上から釣り下がっている電灯は点ければとても綺麗だろう。
961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:53:27.43 ID:D/J1TKXp0
「どした?
もっかいトイレ行くか?」
桃子は小さく頷いた。
翔平は桃子の手を取って立ち上がらせ、1番近いトイレに入った。
962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:54:17.95 ID:D/J1TKXp0
翔平は恐る恐る尚明に近づいた。
気絶しているだけで生きているはずだ、そう信じて。
しかし、目の前に倒れているのが魂の抜け殻である事がわかった。
眠るように倒れる尚明の頭の天辺に、穴が開いていた(見開かれていた目は、野原惇子(女子16番)が閉じさせたが、翔平の知るところではない)。
963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:55:26.98 ID:D/J1TKXp0
武器はない。
翔平のスポーツバッグの中に入っていたのは野球ボール1ダースだし、桃子にはメガホンが支給されていた。
なんだよ、野球部の応援グッズか?
もっとも、さっきまでは武器なんていらないと思っていた。
クラスメイト同士が争うなどという事が考えられなかったので。
964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:56:11.62 ID:D/J1TKXp0
「えー…まだ生きてるのぉ?」
可愛らしい声が聞こえた。
965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:56:44.67 ID:D/J1TKXp0
クラスメイト同士が戦うなんてありえない、そう考えていた自分は甘かったのだろうか。
死にたくないから[ピーーー]、という珠尚の我侭が、ここでは正しいのだろうか。
確かに、わからなくはない。
こんな所で死ぬなんて、絶対にお断りだ。
だけど、自分にはとても実行できるとは思えない。
966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:57:20.10 ID:D/J1TKXp0
高谷貴瑛「ざ、座談会だぁ、ドキドキするねっ!」
西谷克樹「……(頷く)」
山神弘也「へぇ、西谷でもドキドキすんの? 貴瑛ちゃんのドキドキはとーってもキュートで可愛いけどv」
967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:58:18.94 ID:D/J1TKXp0
音哉「さて、一通り自己紹介は終わったね。 これで“試合開始”が終わったわけなんだけど、早くもジェノの頭角を現しはじめた人がちょこちょこいるね」
貴瑛「えと…鳳さんと甲斐くん、山神くん、珠尚ちゃん…かなぁ?」
大和「うっわ、ここに3人もいやがる、怖っ!!」
968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:58:55.38 ID:D/J1TKXp0
珠尚「西谷くんって意外とお茶目さんだねー! ものの喩えだよ、た・と・え!」
克樹「そうか」
馨「ま、西谷がこれからどうするのかは、今の段階じゃわかんないね」
969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:00:18.85 ID:D/J1TKXp0
男子12番・津村翔平(つむら・しょうへい)
水泳部。男子主流派運動部系。
明朗活発で、面倒見が良い。
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