86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/23(土) 23:43:08.38 ID:sFFUNv8Z0
0時頃まで席を外します。あと6章ほどあり、5時頃までかかる見込みです。
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/23(土) 23:45:54.63 ID:H869QaA3o
おけ。自分は寝る。起きたら完結してますように。
後でいいんで他に書いたアイマスあったら教えてくれ。読んでみたい。
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 00:03:00.41 ID:KpLa6V6Io
……通してやる必要はないんだぜ?
2ヶ月放置しなけりゃ落ちないわけだし、眠たくなったら寝ればいいさ
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/24(日) 00:04:07.68 ID:t/9l9TgEo
これはいいものを見つけた
最後まで読ませて頂きます
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:04:15.52 ID:7LnCOhGJ0
【5】
「プロデューサー、ちょっと―――」
律子がそう言って、プロデューサーを社長室の中から手招きした。
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:10:24.37 ID:7LnCOhGJ0
あの日から、アイドル達の仲は回復していた。
今日など、真と響はソファーのそばに立ち、空手談義で盛り上がっている。
響に琉球空手の心得があることを知るや否や、真が拳骨を突き出したのがきっかけだ。
千早や伊織、貴音は、二人が空手の型を披露するのを、雪歩が淹れたお茶を飲みながら楽しそうに眺めていた。
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:16:26.76 ID:7LnCOhGJ0
プロデューサーは「えっ」と間の抜けた声を上げた。
一度、こんな事があったのだと律子は語る。
深夜、ようやく残務を整理し、一人帰宅する準備をしていた所に、事務所の電話が鳴った。
出てみると、いつも使っているレッスンスタジオからだった。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:19:18.95 ID:7LnCOhGJ0
ふと、プロデューサーは近頃の雪歩の様子を思い出した。
例えば、車に乗せて移動する際、いつもは助手席に浅く腰掛けてオドオドしている事の多い彼女だが、最近は違う。
移動先に着き、プロデューサーが起こすまで、グッスリと寝ている事が多くなった。
声を掛けるだけでなく、肩を揺らすまで起きないこともザラだ。
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:23:39.89 ID:7LnCOhGJ0
第二京浜から山手通りへ入り、中目黒の立体交差点を右折した。
駒沢通りから代官山の駅のそばを通り、北上する。
「最近、良く頑張ってるな」
渋谷のフォトスタジオへ向かう間、プロデューサーはそれとなく雪歩に話しかけた。
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:26:33.81 ID:7LnCOhGJ0
「いや、ちょっと気になってさ」
「い、いえ、何も――」
雪歩は、急に背筋を伸ばしてオドオドし始めた。
手応えを掴んだプロデューサーは、続けて畳み掛けた。
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/24(日) 00:31:03.43 ID:7LnCOhGJ0
「何で、あの時、美希ちゃんに追いつこうって――頑張ろうって、誰も思わなかったのかなぁ――!」
雪歩の目から、大粒の涙がこぼれた。
「美希ちゃんを孤立させちゃって、苦しめたのは、私達なんですぅ」
「いや、俺達だ」
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