6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:03:19.69 ID:TYm8Kg4Lo
ではどの部に入ろうか。
「……ダーメだ、なーんも思いつかねえ」
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2013/03/28(木) 01:04:44.69 ID:TYm8Kg4Lo
ほんの少し負け犬になったほろ苦さを感じながら、おとなしく帰宅部に入部届けを出そうとする京太郎だった――――が。
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2013/03/28(木) 01:05:19.56 ID:TYm8Kg4Lo
「ひ、人の話はちゃんと最後まで聞けって親に教えられなかったのか!?」
「おもちがCカップ以下の女の子は相手にすんなっていうのが、祖父ちゃんの遺言だったんだよ……」
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2013/03/28(木) 01:06:16.51 ID:TYm8Kg4Lo
実にしつこい。
逃がしはしないと、胴に腕を回して体を拘束してくる少女が鬱陶しくて、つい声を荒げてしまう。
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2013/03/28(木) 01:11:00.71 ID:TYm8Kg4Lo
「優希ね。俺は須賀京太郎……一年生」
「おお、奇遇だな私も一年だ!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:12:33.48 ID:TYm8Kg4Lo
「それでな京太郎、ここで会ったのも何かの縁! これからウチの部見に来ないか!?」
「……はい?」
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2013/03/28(木) 01:13:32.45 ID:TYm8Kg4Lo
変に勿体ぶる優希を無視して、扉横に張り付けられたプレートの文字を読み上げる。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:14:56.64 ID:TYm8Kg4Lo
ここまで強引に引っ張ってきた挙げ句、勝手に入部希望者として部室にいる仲間に紹介しようとする優希の手を振りほどこうとして――――
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:15:35.34 ID:TYm8Kg4Lo
「えー、っと、ま、麻雀ってお、俺みたいな奴でもできるのかな……ですか?」
「ええ、もちろんです」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:16:17.00 ID:TYm8Kg4Lo
できるだけ紳士に振る舞おうとするのを、ニヤニヤしながら茶化す優希を黙らせて和の言葉を待つ。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:16:45.30 ID:TYm8Kg4Lo
「やっほー、お疲れ〜」
「すまん、遅ぅなったの」
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