165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 00:54:04.04 ID:R+37fY28o
【ギアアアアアアアアアアアッ!】
絶叫するさやかの双剣が光を増し、凄絶なほどの魔力に対抗しようとする。
しかし、
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2013/04/01(月) 00:57:36.85 ID:R+37fY28o
《トモダチ……ウレシイ……》
天から降り注ぐ光がすべてを滅ぼす!
爆撃されたかのような衝撃に五人は枯れ葉のように吹き散らされた。
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2013/04/01(月) 01:02:06.32 ID:R+37fY28o
「杏子ちゃん、離れて」
「なに言って……これは、オイまどか!」
まどかの存在の内側からぞろぞろと黒い糸のようなものが生え出て、まどかの身体を覆っていく。
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2013/04/01(月) 01:05:32.22 ID:R+37fY28o
「マミ!?」
マミの両手がほろほろとリボンになって落ちていく。
恐怖に彩られた表情でマミは杏子を振り返る。
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2013/04/01(月) 01:08:01.68 ID:R+37fY28o
「ま、ど、か……さい、ごに……」
ばさぁっ。
ほむらがすべて砂に変わる。
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:12:23.02 ID:R+37fY28o
《 アー アー アー 》
【ゴボォッ!】
全身に禍々しい紋様を刻み込んださやかが口からまだら色の粘液のようなものを嘔吐した。
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:14:20.97 ID:R+37fY28o
さやかは右手でずるりと引き抜いた剣を炎の塊へと投げつける。
そして今度は幼子の顎に手をかけて喉笛に喰らいついた。
《 》
172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:16:12.60 ID:R+37fY28o
35
その、少し前。
因果を失い、魔女に飲み込まれつつあったまどかは、目を瞑り両手を組んで祈っていた。
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:18:02.43 ID:R+37fY28o
―――
――
―
まどかとさやかの親友、志筑仁美は日本舞踊の稽古の途中であった。
174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:22:44.23 ID:R+37fY28o
まどかは闇のなかにいる。
誰か……届いて、この祈り……!
奇跡が起こることを信じるんじゃない。
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