過去ログ - まどか「ありがとう」
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169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:08:01.68 ID:R+37fY28o
「ま、ど、か……さい、ごに……」

ばさぁっ。
ほむらがすべて砂に変わる。

以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:12:23.02 ID:R+37fY28o
《  アー  アー  アー  》

【ゴボォッ!】

全身に禍々しい紋様を刻み込んださやかが口からまだら色の粘液のようなものを嘔吐した。
以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:14:20.97 ID:R+37fY28o
さやかは右手でずるりと引き抜いた剣を炎の塊へと投げつける。
そして今度は幼子の顎に手をかけて喉笛に喰らいついた。

《          》

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:16:12.60 ID:R+37fY28o
35

その、少し前。
因果を失い、魔女に飲み込まれつつあったまどかは、目を瞑り両手を組んで祈っていた。

以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:18:02.43 ID:R+37fY28o
―――
――


まどかとさやかの親友、志筑仁美は日本舞踊の稽古の途中であった。
以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:22:44.23 ID:R+37fY28o
まどかは闇のなかにいる。

誰か……届いて、この祈り……!

奇跡が起こることを信じるんじゃない。
以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:24:43.13 ID:R+37fY28o
―――
――


バーでひとり杯を傾けていた、まどからの担任早乙女和子は、目を見開いた。
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:28:04.10 ID:R+37fY28o
円環の理は、敵じゃない。
わたしたちの本当の敵は、わたしたちのなかにいるんだ。
それが集まって円環の理ができてる。
呪いと祟りはわたしたちのなかにあったものなんだ。

以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:29:47.04 ID:R+37fY28o
―――
――


さやかの幼馴染みにして恋人の上条恭介は、自室でひとりダーツに興じていた。
以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:33:01.25 ID:R+37fY28o
わたしたちは、自分のなかに絶望を見つける。
呪いを見つける。
祟りを見つける。

わたしたちはそれから目を背けたくなる。
以下略



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