過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
1- 20
409: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:24:59.27 ID:D30LGKJg0
凡人では天才についていけない。凡人には天才の気持ちは分からない。
彼らはただ、最初から完成されていた垣根を妬むだけ。
超能力者の孤独も、超能力者の苦悩も、何も知らずに。
ほとんどの人間は、かつての佐天涙子がそうだったように、無能力者には分からない超能力者の苦しみがあることが分からない。
ただ嫉妬し、高位能力者は自分たちを見下していると盲目的に思い込み、超能力者に無能力者の気持ちは分からないと愚痴るだけ。
以下略



410: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:26:46.07 ID:D30LGKJg0
何が違った。何が悪かった。
どうして自分と同じはずの化け物が救い上げられていくのに、自分にだけはそれがない。
どうして垣根にだけは誰も手を伸ばさない。

だからこそ、美琴は垣根を救う。
以下略



411: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:31:22.18 ID:D30LGKJg0
「黙れッ!! 何も知らねえくせに偉そうに説教垂れやがって!!」

垣根はこれまで、想像もできないほどの苦痛や悲しみ、絶望を味わってきたのだろう。
それは分かる。だが、想像できないからこそ、美琴と垣根は別の人間だからこそ、口にしてくれなければ分からない。
御坂美琴は憤る。気付いてやれなかった自分の愚かさに、一言も助けを求めてくれなかった垣根に。
以下略



412: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:34:31.37 ID:D30LGKJg0
「黙れ黙れ黙れ!! 黙れええええええええ!!!!」

垣根は右手を大きく振るう。
何かが美琴の頬のすぐ横を途轍もない速度で掠めていった。
垣根が、何かを撃った。そんな程度のことしか分からなかった。
以下略



413: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:36:55.63 ID:D30LGKJg0
まるで大型自動車に思い切り跳ねられたような、そんな光景。
実際、それ以上の力がもろに美琴を襲っていただろう。
垣根の白翼は高層ビルを縦に割る。それを無抵抗に食らえばどうなるか。

死んだ。今まで数え切れないほどの人間を殺してきた垣根には分かる。
以下略



414: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:44:13.72 ID:D30LGKJg0
投下終了なんだよ!

……うん、もうね、アホかと言いたくなる長さでした
あまりに長いんで二回に分けようかとも思いましたが、キリが悪いですし
こんなところで切られてもモヤモヤするでしょうし……と思って結局投下しちゃいました
以下略



415: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/14(金) 01:45:22.44 ID:D30LGKJg0
    次回予告




以下略



416:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/14(金) 01:51:23.67 ID:/Oz4DOHA0
美琴退場…うそだろ…


417:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/14(金) 02:09:23.89 ID:peTox59pO
>ミコっちゃん退場


えっ

以下略



418:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/14(金) 02:44:11.05 ID:fwZKpPM7o
うあ
垣根ェがみこっちゃんヤっちまった
無抵抗の相手になんて奴だァ
そして放置して去るなんて酷い流石に酷い
尻にメスシリンダー突っ込んでお仕置きしなきゃいけないゾ


419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/14(金) 04:21:04.07 ID:PwES7A3DO
ゴミスレ。さっさとしね


1002Res/821.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice