過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:50:42.18 ID:XKyRLi0g0
「……って、あれ?」
「出迎えなしかよ。しらけんな」
そこに予想された罠はなく、ただ小奇麗な廊下が伸びているだけだった。
以下略
818
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:51:43.24 ID:XKyRLi0g0
分断させての各個撃破。戦いの基本でもある。
だからこそ、この状況は敵の思い通りということになる。
これは面白くない状況だ。一刻も早く垣根と合流すべきだろう。
「垣根!! 何とかして戻って来れない!? それとも私が何か道を探して……」
以下略
819
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:52:23.01 ID:XKyRLi0g0
カツ、カツ、カツ。
聞こえる。足音だ。こっちへ近づいてくる。
敵だ。倒すべき存在が、学園都市の『闇』に巣くう何者かが姿を現そうとしている。
深遠なる地獄の居住者。どうしようもない悪意の塊が。それは垣根の方にも現れている。
双方交戦は不可避。そもそもそのつもりはない。だからこそ、
以下略
820
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:52:59.19 ID:XKyRLi0g0
「るーんるんるんるーん♪」
少女だった。まだ幼さが残っている。
おそらく美琴の一つか二つ下、白井や佐天、初春たちと同年齢程度だろう。
黒い髪。左右に団子を作っている。首からは多くのスマートフォンを下げていた。
以下略
821
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:53:33.41 ID:XKyRLi0g0
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以下略
822
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:54:15.25 ID:XKyRLi0g0
とはいえ別に五人を相手にすることに恐れているのではない。
むしろ垣根が気にかけているのは御坂美琴の方だ。
もともと暗部との戦いに慣れている垣根が美琴をフォローするはずだったのに、こうも早く分断されてしまった。
御坂美琴は優しい少女だ。だがそれはこちらの世界では「甘い」と言い換えられる。
そしてその甘さは、そのまま美琴の弱点となり得る。
以下略
823
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:55:00.85 ID:XKyRLi0g0
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以下略
824
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/11(木) 23:55:45.49 ID:XKyRLi0g0
ナース服を身に纏っている。看護師なのだろうか。
だがだとしても、それは命を扱う者として冥土帰しのような者とは正反対の種類だろう。
その眼。それが一方通行の最初の感想を根底からひっくり返した。
あまりにもドロリと淀んだ瞳が、長い髪が散らばらないように纏めた黒い髪を。
マニキュアを塗らず短く揃った衛生的な爪も。地味と言えるほどに衛生面に特化したその全てを台無しにしている。
以下略
825
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/12(金) 00:07:40.49 ID:F/f0KaXc0
……まだ終わらないぞ(次回予告がある的な意味で)
ここからは視点変更がかなり激しくなります
読みにくいとは思いますがどうかお付き合いください
826
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/12(金) 00:08:56.47 ID:F/f0KaXc0
あ、入れるの忘れてましたが今回の小題は「開戦」です
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