過去ログ - モバP「小関麗奈のせかいせいふく」
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31: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:35:54.62 ID:RYLbRcvj0
『いっぱいあるんだろう?その…養成所は』
『とりあえず、資料をもらっておいで。それからにしよう』
32: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:38:23.47 ID:RYLbRcvj0
それからは、少しイタズラを控えることにした。
無理を通してくれた両親への…感謝、かな。
お金だってかかるのに、それでも応援してくれたのだから。
33: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:39:51.62 ID:RYLbRcvj0
2ヶ月くらいたった、ある日のことよ。
早めに着いて、ストレッチや発声練習をしていた。
もっともっと上達したい。そう思っていたからだった。
34: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:42:31.44 ID:RYLbRcvj0
『でもさ、アイドル候補生ってだけで、いいブランドだし』
『そうそう。周りの目が違うし、辞められないし』
35: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:46:17.91 ID:RYLbRcvj0
『それでは、今回のオーディションについて説明します』
養成所では、プロダクションに皆一斉に応募する。
そのときはまだ、日が浅いアタシはそれに含まれはしなかった。
36: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:48:34.26 ID:RYLbRcvj0
オーディション当日。
その日は、雲ひとつない土曜日の朝だった。
決められた時間に養成所に集まって、準備をしていたわ。
37: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:49:31.71 ID:RYLbRcvj0
オーディションの合格発表の日。
合否通知は養成所にまとめて送られてきていた。
レッスンを終えた後に、その日レッスンのない人も訪れていた。
38: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:50:58.94 ID:RYLbRcvj0
『では、次回のオーディションの予定が立てば通知します…以上』
その言葉と共に一斉にみなが腰を上げる。
ぞろぞろと出口だけを目指して歩き出す。
39: ◆oqwiViwowY[saga]
2013/04/11(木) 11:53:10.75 ID:RYLbRcvj0
そこから月日が経って…季節もまた、変わろうとしていた。
『今回のオーディションの概要を説明します』
40: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:55:06.86 ID:RYLbRcvj0
2度目のオーディション当日。
と言っても、1回目は受けていないけど。
朝早く起きて、シャワーを浴びて。うん、いい感じ。
41: ◆oqwiViwowY[saga sage]
2013/04/11(木) 11:58:50.18 ID:RYLbRcvj0
『では、オーディションをはじめさせていただきます』
その声と共に、1人目の候補生が隣の小部屋に移る。
壁は厚いようで、候補生の応対は一言も漏れることはなかった。
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