過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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72: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:09:13.28 ID:YJWZRcJV0

『絶対能力者進化実験』。

樹形図の設計者の算出したプランに従い、最強の超能力者『一方通行』を絶対能力者(レベル6)へ進化させる実験。
天井亜雄、芳川桔梗、布束砥信といった一線級の研究者が参加している。
以下略


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 21:09:21.68 ID:11J20ScX0



74: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:09:36.43 ID:YJWZRcJV0

二人は、部屋を移った。
軍事用ゴーグルを着用した常盤台中学の制服を纏っている少女が、窓を見つめている。
その瞳はどこまでも虚ろで、しかしそれ以外はオリジナルたる超能力者とそっくり。
細胞レベルで同じなのだから、そっくりというのも当たり前の話に過ぎないのだが。
以下略


75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 21:09:43.49 ID:11J20ScX0



76: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:09:56.73 ID:YJWZRcJV0

一方通行は、ミサカ00001号を伴って外へ出た。
やって来たのは、かつて垣根と共にやって来た場所。
即ち、アイスクリーム販売のワゴン車が停っている、休憩所。

以下略


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 21:10:07.68 ID:11J20ScX0



78: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:10:22.12 ID:YJWZRcJV0

「ほらよ」

差し出されたアイスクリームは、綺麗な白色をしていた。

以下略


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 21:10:29.98 ID:11J20ScX0



80: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:10:49.07 ID:YJWZRcJV0

そして、一方通行は再び病室に戻って来た。
人工呼吸器を取り付けられ、垣根は眠り続けている。
静かに眠っているその様は、童話に出てくる姫にすら見えて。
そういえば昔からお前は童話が好きだったな、と一方通行は呟く。
以下略


81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/15(月) 21:10:59.49 ID:11J20ScX0



82: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/15(月) 21:11:31.16 ID:YJWZRcJV0

今回はここまで。
ショタ時代垣根くんの口調はカブトムシ05を参考にしています。

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